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2020年8月 3日 (月曜日)

読書の「ど」! 議員探偵 漆原翔太郎 セユーズ ハイ(天祢凉(あまね りょう) 講談社文庫)(8月3日)

いいと思ったら、新書でも、文庫でも、漫画でも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!」、今回は「議員探偵 漆原翔太郎 セシューズ・ハイ」(天祢凉(あまねりょう) 講談社文庫)です(感想には個人差があります)。

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父親の死によって立候補、その地盤を引く継ぐ形で当選したZ県選出の世襲議員・漆原翔太郎(うるしばらしょうたろう)…当初は立派だった父の志を継いで活躍…してくれるものと周囲には思われていましたが、次々と発せられる問題発言で評判はがた落ち、次期選挙では落選必死の状況でした。

そんな翔太郎に仕える公設秘書の雲井は、人気回復を狙い、公園取り壊し計画にまつわる不可解な謎や、叙勲にまつわる話、選挙活動中に起こった「盗聴」騒ぎに絡む陰謀など、様々な事件に挑むのですが、その謎解きは、雲井が必死になって考えた結末とは別に、一見、全く関係ないような翔太郎の言動によって解決されるという、一風変わったミステリーとなっています。

そして…最後まで読み終えると、その物語の中に隠された、さらに大きな謎が解き明かされるもとなっています。
政治家が出てくる物語なのですが、肩肘張らずに、気楽に読み終えることができます。

また、巻末の辻真先氏の解説も、興味深いです。
暇つぶしに、といっては失礼ですが、読みやすい一冊です。

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