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2020年5月 2日 (土曜日)

DVDでもいいじゃないか 映画鑑賞記 英国王のスピーチ(5月2日)

ステイホーム…こんなときだから、映画もいいんじゃないですか?

何度目かの紹介ですが、いい映画だと、思いますので…。

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DVDでもいいじゃないか、映画鑑賞記。
今回は「英国王のスピーチ(2011年 イギリス)」です(このあと、あらすじに触れますのでご注意を)。

大英帝国博覧会の最終日、この物語の主人公ヨーク公アルバート王子(国王ジョージ5世の次男、現在のエリザベス女王の父)は、父に代わって閉会のスピーチを行うのでしたが…吃音(きつおん)癖がありうまくこなせず、聴衆を落胆させるところから始まります。
アルバートの妻であるエリザベス妃は、夫の吃音を治療すべく適任者を探しますが、なかなか見つからず、結局、オーストラリア出身、第1次大戦で神経症を患った元兵士たちの治療にあたってきた言語療法士であるライオネル・ローグを訪ねるのでした。
ライオネルは相手が王族であっても自己流を貫き、自分のことは「ライオネル」、ヨーク公の事は愛称の「バディー」と呼ぶこととしたり、型破りな治療法を施すのでした。
吃音の治療が進む一方で、王室では、ジョージ5世が死去、長兄であるデイビッド王子が即位し「エドワード8世」となります…ローグは、治療を施す過程で、王室内での「(離婚歴のある女性と結婚を望む)デイビッド王子の即位は王としてふさわしくない」との考えがあることを知り、ヨーク公に「ヨーク公自らが王となる」ように勧めるのですが、そことでヨーク公を怒らせてしまうのでした。

その後、エドワード8世は離婚歴があるアメリカ人女性との結婚を望み、自ら退位します。
エドワード8世の退位をうけて即位したヨーク公アルバートは「ジョージ6世」を名乗ります…しかし吃音癖は改善しておらず、王位継承会議での宣誓は散々なものとなるのでした。
この場になって、再びジョージ6世はローグに連絡を取り、謝罪したのちに再び治療を始めるのでした。
ところが、ジョージ6世はローグが何の医師資格も持たないことを知ります。ですが、ローグからの説明を受けて、資格のことについては、そんなことを気にせずジョージ6世は彼からの治療を受けるのでした。
事実、戴冠式の宣誓は滞りなく進行し、事なきを得ます。
戴冠式後、即位したジョージ6世を世界の情勢は放っておきませんでした…イギリスのチェンバレン首相が進めてきたナチスドイツに対する宥和政策は失敗し、ナチスドイツに対して、英国は宣戦を布告するのでした。
その宣戦布告当日、ジョージ6世は国民に向けてのラジオ演説を行うこととなります。ジョージ6世はローグを呼び寄せて、この演説に対しての対策を乞い、放送の際には相対する形で同席させて、演説を行います。
果たしてその結果はどうなるのか? 
そのあたりは映画をご覧になってください…。

史実をもとにしたフィクション作品ですが、時代背景などもしっかりしていて、見ごたえがありました。第一キャスト自体が魅力的です。
吃音癖のあるヨーク公アルバート(コリン・ファース)、言語療法士のライオネル・ローグ(ジェフリー・ラッシュ)、アルバートの妻・エリザベス妃(ヘレナ・ホーム=カーター)…この3人、特によかったですね。
物語の展開も「事の発端→紆余曲折→失敗→再びの出会い→成功」という感じで、うまくできていて、見ている側を飽きさせないものになっていると感じました。アカデミー賞作品賞を受賞したのも納得です。

見ていて思ったのは、日本人のスピーチというか演説の下手さ。東日本大震災の際の元首相や官僚、東京電力関係の人々の発する言葉には、幻滅することはあっても、何かを感じるということはなかった気がします。
再現ではあるにしても、最後のシーンの演説は字幕で見てきいていても、国民に語りかけるという気持ちがあって、心がこもっている感じで、なんだがジーンときます(日本で一番有名なスピーチというか有力者の発言は、個人的には「昭和天皇の玉音放送」だと思うのですが…あのような悲劇的なものが日本で最高のスピーチと感じるのはなんだか悔しいのですが)。
翻って、いまの政治家にこんなことができる人、いるかなぁと思います。
言葉は明瞭でも薄っぺらで、中身のないものが多すぎる気がします。
一見派手で、中身のあるようなことを言ってますが「仏作って魂入れず」のものが多いですね。
今の日本にこそ、「英国王のスピーチ」のように心に響くスピーチをしてくれる人物が必要なのかもしれません。

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