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2020年2月14日 (金曜日)

読書の「ど」! 鍋奉行犯科帳 風雲大坂城(田中啓文 集英社文庫)(2月14日)

いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!」、今回は「鍋奉行犯科帳 風雲大坂城」(田中啓文 集英社文庫)です(感想には個人差があります)。

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大坂の西町奉行の大邊久右エ門。彼にはまた別の名があります…「大鍋食う衛門」…食べることに人一倍の興味を持つ御仁で、何につけても三度の飯が最優先でやる気なし…に見えた奉行でしたが、実際は、仕事のできる(周りのサポートあって)奉行なのでした。
父の代からの与力・村越勇太郎、ひょんなことからこの奉行と深くかかわることとなります。
実は勇太郎、元芸子の「すゑ」が母親で、大邊が大阪で船奉行をしていた頃に、すゑを勇太郎の父が大枚をはたいて身請けしていたのでした。

そんな環境の勇太郎ですが、大坂の市中で起こる様々な事件を通して、謎解きを始めます。

今作では、勇太郎の身の上にも変化が起こります。
1話「風雲大坂城」では、大坂の地に、江戸から将軍がやってくるとのが命が下され、何かと対抗心を燃やす東町奉行・水野忠道との将軍へ供応の際の食事で争うこととなります。
今回は「鯛」と「鯉」を使った料理での贅を尽くした対決となるはず…でしたが、生来の大食いである久右エ門…今回のことにかこつけて、鯛や鯉を食らうことを画策します。
そんなことが進行している中で、勇太郎が心を寄せる小春の父・岩坂三之助の命を狙う刺客が表れて…この「将軍への食事供応」と「刺客」の件、はたしていかなる結末を迎えるのか…。
2話「偽鍋奉行登場!」では、大坂の町中に「渡邉久右エ門」を名乗る偽物が現れ、あちらこちらで飲み食いし、代金を踏み倒す事件が多発する事態が起こります。
一方で、坊主の集団が商家へ押し入る強盗事件も頻発…。
そして勇太郎…ついに小春との結婚を決心するのですが、その前には様々な障害が。
そして、勇太郎は強盗事件の捜査にあたるのですが、行方不明となり、勇太郎の身を案じた小春も捜査に加わって…さて事件はどんな結末を迎えるのか?そして勇太郎、小春の仲はどうなるのか…続き本作をお読みください。
お気楽に読み進められる「江戸時代ミステリー」という感じでしたが、一応物語は「結末」を迎えたような雰囲気です。
ですが次巻がでれば、読んでみたいですね。

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