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2019年8月29日 (木曜日)

読書の「ど」! 武士道シックスティーン(本田哲也 文春文庫)(8月29日)

いよいよ残すところも…夏休みの課題の最大の課題…読書感想文。
その読書感想文の参考に(なるかどうかは別として)、今回も一冊おすすめします。

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いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!」、今回は「武士道シックスティーン」(誉田哲也(ほんだ・てつや) 文春文庫)です(感想には個人差があります)。

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「武士道シックスティーン」、実はある方から「面白い映画がある」と聞いて、原作よりも先にDVDで見たのです(その感想等については
http://naruto-ym.cocolog-nifty.com/kanetoshi/2012/03/dvd310-66d6.html

に詳しいです。内容に触れていますので、ご注意を)。
映画ではよくわからなかった部分や、逆に映画を見ていたのでよくわかった部分があります。こういうことがあるから、原作も読まねばと思います。
また、奥付けを見ると「2010210日 第1刷「2011420日 第10刷」とありますから、けっこう人気のある作品のようです。

宮本武蔵の「五輪書」を愛読し、剣道一本で勝つことに意味を見出して剣道をやってきた磯山香織(いそやま・かおり)、ある日、ひょんなことから出場した横浜市の剣道大会で、負けを喫します…その相手はどうやら東松学園女子中学に通う「甲本(こうもと)」という選手であることを突き止めたのです。
剣道で複数の高校から推薦入学を誘われていた香織は、その中から「甲本」がいる「東松学園女子高校」を選びます(東松学園は中学→高校へ進学するようになっているようです)。
登校初日に香織は「甲本」を探すのですが見つかりません。女子剣道部に顔を出すと、どうやら「甲本」らしき人物を見つけます…が「甲本」はすでに「甲本」ではなく、「西荻」(にしおぎ)に変わっていたのでした(どうやら甲本は父の姓で、離婚で西荻になったようです)。
一方、甲本こと西荻早苗(にしおぎ・さなえ)の方は、磯山のことを覚えていませんでしたが、あの剣道大会で自分が勝った相手であることを思い出します。
「勝つことに意味を見出して剣道をしている」香織と、「きれいに型ができたとか、うまく技ができたから」とかいう点に力を置いて剣道を楽しみたい早苗との間には大きな溝があるのでした。
そんな中で、さまざまな試合や日々の生活を経るうちに、香織は自分が「なぜ剣道をしているのか?」ということに突き当たって、早苗の方は「剣道は好きだけど勝ち負けを決めること、特に負けることへの恐怖」もあって、お互いに迷います。

さて、お互いにこの難題をクリアすることができるのでしょうか?
そして二人の「剣道」はどんな展開を見せるのでしょうか?
続編として「武士道セブンティーン」「武士道エイティーン」もあるそうですから、読んでみよと思います。

ちなみに映画では、香織を成海璃子、早苗を北乃きいが演じています。最初に見たときは「ミスマッチ」かと思ったのですが、原作を読むと、その雰囲気にぴったりな配役です。
そのほか、香織の父・磯山憲介(いそやま・けんすけ)を小木茂光、早苗の父・甲本肇(こうもと・はじめ)を板尾創路、東松学園剣道部顧問・小柴を堀部圭亮が演じていますが、こちらも原作のイメージによくあっています。

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