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2019年8月27日 (火曜日)

読書の「ど」! 芥川龍之介 地獄変(芥川龍之介 ハルキ文庫)(8月27日)

夏休み…追い込み…という方もおられるのでは?
その中でも「読書感想文」手強いですね。
そこで今回は、ちょうど良い量の作品を紹介します。

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いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!」、今回は「地獄変」(芥川龍之介 ハルキ文庫)です(感想には個人差があります)。

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夏休みの読書感想文みたいですが、今回「地獄変」を手に取ったのは、この文庫が「ハルキ文庫」の「280円文庫」だったからです。
地獄変…教科書で少し読んだり、話では聞いていたのですが本格的に読んだのは初めてでした。
物語は、素晴らしい絵を描くためには他人からすれば奇行と取られたり気味悪がられている天才絵師の良秀が、時の権力者である堀川の大殿様から「地獄変」の絵を描くようにと依頼を受けたことが発端で起こります。
順調に「地獄変」を描いてきた良秀でしたが、最後にどうしても「牛車(ぎっしゃ)に乗った女が火に焼かれる」シーンが描けないと大殿に申し出ます。大殿は良秀に、そのシーンが描けるように、燃え盛る牛車を見せてやることにします。
ある晩、それは行われたのでしたが、その燃え盛る牛車の中には、良秀の娘が(その娘は大殿につかえていたのですが、どうやら何かトラブルがあったようです…)載せられていました。結局牛車は燃え尽きて娘は焼け死にますが、良秀は地獄変の絵を完成させます…。
現代の感覚からすれば、良秀の「絵を描くためには他人を犠牲にする」行為を諌めるつもりであった大殿の行為も、その場で燃え盛る牛車を見たのちも絵を完成させた良秀の行動も「狂った」行為としか思えません…名作だけに、さまざまな感じ方があると思いますが、そこから感じられるのは、人間の中に隠された「乱暴なまでの「狂気」」だともいます。その辺を芥川は書いたと思います。

この「280円文庫」には、ほかに「侍・侍の妻・盗賊の目から見た事件を描いたミステリー要素もある「藪の中」」、「ある女性の生き方を描いた「六の宮の姫君」」、「明治時代の鹿鳴館での出来事をある女性が青年小説家に語る「舞踏会」」などが収録されています。

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