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2019年8月 2日 (金曜日)

読書の「ど」! 空飛ぶ広報室(有川浩 幻冬舎文庫)(8月2日)

いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!、今回は「空飛ぶ広報室」(有川浩 幻冬舎文庫)です(感想には個人差があります)。

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本作は、新垣結衣、綾野剛さんらが出演し、ドラマ化もされたので」、御存じの方も多いのでは、と思います。

航空自衛隊に所属するパイロットの空井大祐2等空尉…ブルーインパルスにあこがれて、パイロットになったものの、不慮の事故の巻き込まれ、パイロットとしては仕事のできない「P免」と呼ばれる立場になっていました。
その空井が、航空自衛隊空幕広報室広報班に移動となり、仕事をこなす毎日を送っていました。そこへ帝都テレビから取材のためにやってきた稲葉リカ…空井の上司である鷺坂室長は、リカの相手を務めるように、空井に指示を出します。
当初は航空自衛隊のことに無知だったリカも、空井と接していくうちに、衝突を繰り返しながら理解を持ち、空井のほか、空井の上司・鷺坂、先輩の比嘉、片山、らとの交流を通じて、人間としても、仕事の上でも成長していく…というのが大まかなストーリーです。
作品の舞台が航空自衛隊であり、この作品が書かれるきっかけとなったのが、物語の中にも出てくる「広報室」からのオファーだったとのことで、物語自体はフィクションでありながら、現実に起こっている事象のように具体的に、そして詳しく描かれている点は、好感が持てますし、読み応えがありました。
空井とリカの成長物語として、あるいは恋愛物語としても、素晴らしい出来になっていると思います。
ですがあえて苦言を呈するならば、やはり「小説という体を取った自衛隊広報」という感じは否めません。それでもなおそのことを割り引いても、作品自体は素晴らしい出来です。
本書は東日本大震災前に完結しているはずでしたが、単行本化されるに当たり、その部分が加筆されたそうです。テレビドラマ化の際にも、当日の松島基地の模様が取り上げられていた記憶があります。
そういった点でも、興味深い一冊です。

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