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2019年3月15日 (金曜日)

DVDでもいいじゃないか 映画観賞記 東京ウインドオーケストラ(3月15日)

DVDでもいいじゃないか、映画鑑賞記。

今回は「東京ウインドオーケルトラ」(2016年 日本 監督;坂下雄一郎)です(このあとあらすじや内容に触れますので、ご注意を。感想には個人差があります)。

屋久島のとある町役場の観光課に勤務する樋口(中西美帆)…毎日同じ仕事をしているようで、「私もこのまま屋久杉になる」が口癖です…そんなある日、観光課の橘(小市慢太郎)が長年温めてきた「島に東京ウィンドオーケストラ」を呼ぶという企画が実現し、ついにメンバーが来島する日を迎えます。

樋口はそのメンバーを港まで迎えに行く仕事を任されるのです、港にいたのはたった10人…それでもメンバーを引率し、島のホテルに案内します。

一方、島にやってきた「東京ウインドオーケストラ」のメンバーたち…島に招かれた上に、丁寧な扱いを受け戸惑います…なぜなら彼らは「東京
ウインドオーケストラ」であり「東京ウィンドオーケストラ」ではなかったからです…実は彼ら、カルチャースクールで楽器演奏を学んでいる「アマチュア」だったのです。

そのことを言い出せずに悩む面々。


町の中学校に招かれ、そこで聞いた演奏にメンバーは愕然とします…「俺たちよりもうまい」…メンバーは話し合って、「島から逃げ出そう」と決意します。

一方、おかしいなと思いながらも対応していた樋口でしたが、スマートフォンで検索し、彼らが演奏しているところを見つけ、偽物であることに気が付きます。
逃げ出そうとしてメンバーを樋口は捕まえます…そして「このまま本物ということで行きましょう」と、指揮者の杉崎(星野恵亮)を含むメンバーに演奏するように言い渡します。

上手くいくかと思われた「偽物」による演奏会…ですがひょんなことから彼らが偽物であることが橘にばれ、上司である田辺の知るところとなり、にせ物たちの演奏会は中止となります。
が、樋口は何とか手段を講じ、彼らに演奏をさせようと画策します。
彼からは無事(?)演奏できるのか、そして樋口はどうなるのか…。
この先は是非DVDをご覧になってください。

 

あらすじはこの辺りにして、感想を。

音楽ものドタバタ喜劇としては、その名もずばり「オーケストラ(原題は「コンサート」、モスクワのボリショイ楽団に成りすました元楽団員がパリで演奏を行う話です)」や、年末のコンサートホールでダブルブッキングが起こる「歓びの歌」(落語家 立川志の輔氏の落語が原作です)、主人公が楽団名を間違ったことから起こるドタバタ劇を描いた「オケ老人」(杏さん主演でした)などがあります。
どの物語も、音楽を軸としたものですから、展開が素早く、見ていて飽きません。
そしてどの物語も「ドタバタ」が起こりますが、その「ドタバタ」加減が大げさすぎず、適度で物語としてもすぐれています。

一方で今作を見て思うのは、「ホントにこんなこと起こり得るのか?」ということ。ある作品では送られてきた出演依頼のFAXを主人公が処分して本物に成りすます…という発端がありますが、いまどきネットなどで調べればすぐにわかるようなことがが、わからずに物語の核となるということ自体が起こるのかぁ…と思います(まぁ、その辺が映画としての「物語」たる所以かも知れませんが)。

加えて、物語の中での時間の流れがもう一つはっきりしない点が、もやもやします(出来事と出来事の間が短すぎて詰め込み感があります…でも本編が73分ですから、仕方ないかも)。


そしてもう一つ、気になったのは、ほとんどの場合が「ハッピーエンド」になるのですが、今作は考えようによっては「バッドエンド」になっているのも演出として個人的には好きです。
ただし、その辺は、個人の考え方によるものかも知れませんが。

気楽な気持ちで見たのですが、砂の中から宝石の原石を見つけたような感じで、なかなかにいい作品でした。
100
点満点で85点です。

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