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2019年2月26日 (火曜日)

読書の「ど」! 植物はなぜ動かないのか 弱くて強い植物のはなし(稲垣栄浩 ちくまプリマー新書)(2月26日)

いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!、今回は「植物はなぜ動かないのか 弱くて強い植物のはなし」(稲垣栄洋 ちくまプリマー新書)です(感想には個人差があります)。

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「植物はどうして動かないのか?」…なんか不思議なタイトルです。
我々にとって「植物」が動かないことは、普通のことだと思うのですが、筆者は逆に植物が話せたならば「どうして人間(動物)は、あんなに動かなれば生きていけないのだろう?」と答えるだろうといっています。

じつは植物は、あえて(動かない)ことを選択して、「動く」ことに使うエネルギーを、自らの子孫を残すためや、自らが「動けない」(動かない)ためにこうむる環境からの影響を克服するために使っているのだといいます。

ですから「植物は弱い」のではなくて、実は「植物は強い」のだと解説します。
また通常ならば、外来種が在来種を駆逐している、という表現をしますが、実はそうではないとの例も挙げています。

例えば、西洋タンポポは日本タンポポを駆逐して全国に広がっていて、日本タンポポは繁殖地を減らしている、と言われますが、実は日本タンポポは、ほかの植物がまだ葉を出さない寒い時期に葉を広げて成長し種子を作ります。そして上の部分は枯れて、深く前伸ばした根が、再びほかの植物が枯れてしまって自分が繁殖できる時期(太陽光を十分に浴びられる、水を独占できる)である冬を「待っている」のだそうです。

一方の西洋タンポポは、繁殖しますが、他の植物との生存競争もあり、無駄なことに力を使ってしまって、上手く繁殖できない事例もあるそうです(確かにほかの植物が茂る時期には、草刈り機で駆られたりしますから、再び葉を出して繁殖するのにはかなりの力を無駄に使っていることになるでしょう)。

そんな視点からの植物を見てみると面白いですね。
読んでいて、肩の凝らない本です。
具体的な例で、わかりやすく「植物の強さ」で説明しています。
理系ではない自分にも、非常にわかりやすかったです。
是非一読をお勧めします。

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