読書の「ど」! ピアノの森 12 (一色まこと 講談社漫画文庫)(2月6日)
いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!」、今回は「ピアノの森 12(一色まこと 講談社漫画文庫)です(感想には個人差があります)。
18年4月からNHK総合でアニメが放送されているのを見て、興味があって購入しました。
19年1月からは、前回からの続きが放送されています。
アニメの原作となった本書は、1998年から2015年の18年間にわたって描き続けられたものとなっています。
「講談社漫画文庫」は単行本とは違った装丁で編集されています。
ついに始まった2次予選…トップバッターはパン・ウェイ。
彼は目指してきた阿字野壮介(あじの・そうすけ)のピアノをなぞるように演奏します。そして物語の中では、彼の生い立ちが語られます。
2次予選2日目…雨宮修平(あまみや・しゅうへい)の演奏の番です。彼はこの演奏で、「自分のしたかった演奏」を見つけます。
息子の修平が、自分の演奏したいピアノを見つけ出したことよりも、父親の洋一郎は、修平が予選に勝ち残れるかどうかに腐心します。
予選3日目…今度はレフ・シマノフスキの番です。彼は見碁に演奏を仕切って、聴衆を魅了します。
今度は一ノ瀬海(いちのせ・かい)の番です。
彼はどんな演奏を披露するのか…次巻が楽しみです。
ピアノの音がすることはないはずなのに、その音色や演奏を強く感じます。
一方で、前巻にもまして、展開にはスピード感が感じられます。
置いて行かれないように、物語を堪能したいと思います。
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