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2019年1月14日 (月曜日)

DVDでもいいじゃないか 映画観賞記  あん (1月14日)

DVDでもいいじゃないか、映画観賞記。今回は特別編です。

※市原悦子さん、希林さん最後の主演映画「あん」で親友役 ファン鎮痛「今観たら、号泣」(スポニチアネックス 19年1月13日より)
市原悦子さんが12日、心不全で亡くなった。82歳だった。
市原さんは、昨年9月15日に75歳で亡くなった樹木希林さんの最後の主演映画「あん」(2015年 川瀬直美監督)で、主人公を演じる樹希さんの友人役で出演していた。

といわけで、以前紹介したものを再録します。

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DVDでもいいじゃないか、映画鑑賞記。
今回は「あん」(2015年 日本)です(このあと、あらすじや内容に触れますのでご注意を。感想には個人差があります)。

とある町の桜が美しい通りに面した「どら焼き」店で店長を務める千太郎(永瀬正敏)。正直はやっている風でもなく、淡々とどら焼きを焼きます。その店にも常連はいて、女子中学生のワカナ(内田伽羅)もその一人です。

そんなある日、アルバイト募集の張り紙を見た徳江(樹希希林)という手の少し不自由な老女が現れます。徳江はどら焼きの餡作りについて千太郎にアドバイスをし、自らが作ってきた餡を食べさせます。
その餡のうまさに驚いた千太郎は、徳江を雇うこととします。
徳江の餡作りに対する真摯な態度を見て、千太郎は感動します。
徳江の餡は評判で、日を増すごとにどら焼きを購入する客は増えてくるのでした。

ところが、この店のオーナー(浅田美代子)が、「徳江がハンセン病患者で、かつてはハンセン病を罹患していた」という噂を聞きつけ、千太郎に徳江を解雇するように求めます…ですが千太郎は徳江を解雇しません(ハンセン病は以前は「らい病」と呼ばれていました。そもそも感染力が低いのですが、罹患すると顔など外見に症状が出て、遺伝性の「不治の病」などと言われていましたが、現在では特効薬が発見されて、治療もできるようになっています)。

しかし噂とは怖いもので、客足はどんどん減ってきました。そのことを察したのか、徳江は自ら店を辞めるのでした。

徳江を辞めることに追い込んでしまった自分に嫌気がさして自暴自棄になる千太郎…実は千太郎にも、ケンカの際に人に傷害を負わせ、後遺症を負わせたという悲しい過去がありました。
自暴自棄になっている千太郎の姿を見て、ワカナは、「徳江さんに会いに行こう」と誘います。
二人は徳江が暮らす、ハンセン病患者をかつて強制隔離していた施設を訪問します。
その施設で、徳江と、友人の佳子(市原悦子)から自らがハンセン病を患っていたこと、その為に自由に生活できなかったことを聞きます。
施設の食堂で二人に出されたのは、徳江が作った餡を使った「ぜんざい」でした。

その味に驚いた千太郎。

施設から帰った千太郎は再び「美味しい餡」づくりを始めます…ですがオーナーはこの店を、どら焼きやからレストランへ改装するを決定します。


再び施設を訪れた千太郎とワカナ…しかし今回は、悲しい訪問となります。二人が訪問する少し前に徳江は亡くなっていたのでした。

徳江の居室を訪ねた二人…そこで佳子から手渡されたのは、徳江からのメッセージと徳江が愛用していた道具でした。

ちょうど徳江との出会いから1年がたった春、桜の美しい公園の露店でどら焼きを売る千太郎の姿がありました。その姿は、仕方なくどら焼き店の店長していた頃とは違った、ものとなっていました…徳江から受け継いだ「餡に対する真摯な態度」でのものとなっていたのでした。

あらすじはこの辺りにして、感想を。

樹木希林さん演じる徳江、永瀬正敏演じる千太郎、内田伽羅演じるワカナ、市原悦子さんが演じる佳子、この4人がそれぞれ演じる役が、淡々としていて、押しつけがましくなく、それていてそれぞれの役の持つ「意味」をより深いものにしている点が、見ていて好感が持てました。
また今作では、ハンセン病について取り上げています。
かつては病に対する無知も伴って、畏怖の対称だったハンセン病(かつては「らい病」と呼ばれていた)についても取り上げています。
今作には悪人は出てきませんが…唯一悪人が出てくるとすればオーナー役の浅田美代子でしょうか…がもたらす「ハンセン病患者に関する偏見」についても、悲しいかな、今の現状を描いているものとなっています。
見ていて感じたのですが、自分だってハンセン病に対する正しい知識が普及してきた現代にあっても、実は、オーナーのような考えを持っていたことに気がつかされました。
そのあたりの主張も、抑制が利いていて、逆に心の深いところに訴えてくるものになっていました。

決して派手な作品ではありませんが、いい映画に出会いました。

100点満点で90点です。

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