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2018年9月 7日 (金曜日)

読書の「ど」! 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう(山本巧二 宝島社文庫)(9月7日)

いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!」、今回は「大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう」(山本巧次 宝島社文庫)です(感想には個人差があります)。

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本書はいわゆる時代物で「捕り物帳」の分類に所属するものになります。
捕物帳…といえば半七が活躍する岡本綺堂の「半七捕物帳」、佐七が活躍する横溝正史の「人形佐七捕物帳」などが有名です。

物語の舞台は江戸の街…その町で暮らす「おゆう」は、これまでにも八丁堀(今でいえば警視庁のような部署)に所属する同心(警察官のような役職です)と事件を探索して解決に導いたこともあるのですが、今回は同心の鵜飼伝三郎(うかいでんざぶろう)と共に、薬種問屋の殺害された息子にかけられた「偽薬の販売」という汚名をそそいでほしいとの依頼を受け、事件探索に臨みます。

ですが、事件解決に臨む肝心の「おゆう」には大きな秘密がありました…実は「おゆう」こと関口優佳、祖母から遺産として受け取った現代の東京の下町の自宅から、この江戸の町につながる「トンネル」を使って、現代と江戸時代とを行き来しているのでした。

そして、そのことを利用して、江戸時代の現場から採取してきた様々な「証拠品」を、現代の東京で分析マニアの宇田川に分析を依頼して、その分析結果を用いて犯人を見つけ出し、江戸時代での事件を解決に導いているのでした。

そして、今回の事件も、優佳…おゆうの活躍によって解決に導かれるのですが…その過程には2転も3転もあって、時間を忘れて読み進めることができます。

物語の展開も魅力的ですが、何よりも、解説で膳所善造氏が述べられていますが「いかにして現代科学で分析、解明した謎を、江戸時代の人間のわかるように伝えるか」を、おゆうが苦心するあたりも、読みどころです。

しかも、物語の最後には、鵜飼伝三郎に秘められた「謎」も披露されて…すでに続巻が出ているようです。この続きもぜひ読みたいと思います。

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