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2018年9月13日 (木曜日)

読書の「ど」! ふしぎの国のバード 4 (佐々大河 角川エンターブレイン ビームコミックス)(9月13日)

いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!」、今回は「ふしぎの国のバード 4」(佐々大河 角川エンターブレイン ハルコミックス)です(感想には個人差があります)。

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NHKで放送中の「ブラタモリ」でも取り上げられたことで、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、本書の主人公である英国人イザベラ・バードは明治時代の日本各地を旅した旅行家で紀行作家です。明治11年(1878年)6月から9月にかけて、通訳兼従者として雇った伊藤鶴吉と共に、東京を起点に日光から新潟へ抜け日本海側から北海道に至る北日本を旅したことについて、彼女が描いた「日本奥地紀行」をもとに描かれたのが本書です。


当初、外国人は日本国内の定められた地域しか訪れることができず、日本国内の各地への旅行すらままならない状態でしたが、英国公使・パークスの尽力によってその願いがかなえられることとなり、旅立ちます。

不慣れな日本という国での生活、決して快適とは言えない宿、見るものすべてが物珍しく、いまでは見られなくなった当時の風俗など、彼女が書き残したものは、いまとなっては大事な資料となるものばかりだそうです。一般的な「当時の日本」についていいことばかりでなく、彼女が感じた「悪い点」なども包み隠さず、書かれているそうです。
今巻では新潟から山形、そして秋田を経由して青森、そして蝦夷ヶ島(北海道)を目指す旅への出発を描いています。

新潟から山形までは牛での移動…その移動中にバードは様々な人々と出会い、新しい体験をします。
一方で経由地の一つ・山形では西洋化された姿を見せたい鶴吉…その心中は複雑なようですが…は、バードに山形を見せます。

鶴吉は母からの手紙を受け取ります。その手紙には、前の雇い主であるチャールズ・マリーズからの手紙も添えられていました。その手紙の内容は「鶴吉は自分が雇っている。戻らなければ訴訟を起こす」こと、「給料は15ドルにする」こと、そして「バード女史の秘密」についてのことでした。
手紙を読んでどうすればよいか悩む鶴吉、そんな時に宿で出会った按摩士の姉の口寄せ(イタコなどで知られる呪術師)に依頼した鶴吉の父親の「口寄せ」、その言葉から衝撃を受けるのですが…。

この先の展開も気になります。

本書では、鶴吉がマリーズに雇われることになった経緯も描かれています。
5
巻が楽しみですね。

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