読書の「ど」！ ドラゴン 家を買う 1 （多賀カヲ 絢薔子 MAGガーデン）（9月1日）

いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの　読書の「ど」！」、今回は「ドラゴン、家を買う。　１」（多賀カヲ　絢薔子　ＭＡＧガーデン）です（感想には個人差があります）。

ドラゴン…などというと、いわゆる「冒険もの」「ファンタジー」の世界では、「強さ」や「人知を超えた力の持ち主」などとして、設定されるのですが…本書の主人公であるドラゴン族の赤竜・レティは、親から勘当されて一人（一匹？）で生活していくこととなります。

ですが、根が臆病なので、一人暮らしはうまくいきません。

そんなレティ、それならば自らが安全に暮らせる「家」を持てばいいんだと思い立ち、家を購入するために、エルフで建築家のディアリア（一級建築士で、宅地建物取引主任者で…しかも魔王）と出会います。

そして自らにぴったりの家を得るべく、ディアリアと旅を続けるのですが…というのが1巻のあらすじです。

一匹と一人（なのか？）の旅は、まだまだ続くようです。
絵自体も丁寧に書かれており、物語の展開も魅力的で、次巻が楽しみです。