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2018年8月17日 (金曜日)

読書の「ど」! 化学探偵 Mr.キュリー 6 (喜多喜久 中公文庫)(8月17日)

いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!」、今回は「化学探偵Mr.キュリー 6」(喜多喜久 中公文庫)です(感想には個人差があります)。

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四宮市の四宮大学に勤務している七瀬舞衣(ななせ・まい)。彼女が勤務するのは四宮大学の庶務課。庶務課…つまりは大学内で起こることのついて受け持つ「何でも屋」だと、上司で課長の猫柳(ねこやなぎ)は言います。

その庶務課で勤務を始めた七瀬でしたが、学内で起こった事件を解き明かすべく学内の「コンプライアンス委員」である、大学随一の秀才にして化学オタクの沖野晴彦(ほそのはるひこ)准教授、通称「Mr.キュリー(ミスター・キュリー)」(沖野の祖父がフランス人であり、「キュリー」という姓であったために、このようなニックネームがついています)に出会い、いやだいやだと思っていた庶務課の仕事をこなしていくこととなります。


今作は前までの5作と違って長編です。

舞依が勤務する四宮大学に、アメリカから16歳のエリーが留学生としてやってくることとなり(成績優秀で飛び級で大学入学した)、その受け入れ先として沖野の研究室が当たることとなります。
エリーの日本留学の目的は、アメリカに留学していた四宮大学の大学院生の二見に合うこと、そして二見が完全合成を目指していた天然物質「トーリタキセルA」を合成することでした。

合成はうまく進むものの、最終段階では失敗します…。

その失敗の原因を、合成を目指していた二見に聞くために消息を探るのですが、なぜか二見は姿を隠し、合成にかかわった関係者も何やら奥歯にものの詰まったような、はっきりしないというか、何かを隠している感じです。
トーリタキセルAは無事に合成できるのか、エリーは二見と会うことができるのか…この続きは、本書をお読みください。


いつもは短編ですが、今作は長編です。
ですが、正直読んだ感想は、「短編でも書けるのでは?」という物です。

もっとコンパクトに、もっと濃密に描けたのでは?と思います。
二見が逃げ回るくだりや、トーリタキセルAの謎に絡む謎解きが、いつもの短編に見られるスピード感がなく、正直くどいです。


せっかく面白い作品なのですから、その辺のいいところを殺してしまった感じで、今作は残念です。

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