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2018年6月21日 (木曜日)

読書の「ど」!なぜ疑似科学が社会を動かすのか(石川幹人 PHP新書)(6月21日)

先日、ネットの記事で
※「しじみ100個」ほか濃縮エキス 成分過剰摂取の恐れあり(NEWSポストセブン 18年6月19日)
という記事を見ました。内容は、最近はやりの「成分濃縮」タイプの食品について、一部の物については成分過剰摂取の恐れがあり、逆に体に害を及ぼす可能性のあるものがある」というものでした。
確かにその成分自体を摂取することは効果があるが、逆に副作用もあるのだそうです。
ということは、無批判に、ただただ「これは摂った方がよい成分だから、良い成分を摂取する」ということではなくて、「本当に摂取することがいいことか」「本当にこのこと自体が正しいのか?」ということを考えていかねばならないことが大事なのだということです。

そんな記事を読んだからからではないですが、いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!」、今回は「なぜ疑似科学が社会を動かすのか ヒトはあやしげな理論に騙されたがる」(石川幹人 PHP新書)です(感想には個人差があります)。

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毎朝、仕事に行く前にテレビなどでよく見るのは「今日のあなたの運勢」などの占いコーナー…いい結果ならば喜び、悪いものならば「自分には当てはまらないよなぁ」などと、一喜一憂しています。

ですがこの占い、根拠はどこにあって、そんな理由で当たるとされているのか?
あるいは、体にいいとされている「サプリメント」や「水素水」…何となく体にいい影響がでる感じがしますが、その根拠には不思議というか、科学的にはその効果を確認できていないものも多くあると聞きます(中には、量を多く見せかけるために単位をわざと変えていたりするものもあるとか)。


あるいは「血液型占い」や「心霊現象」は、ほんとうに科学的根拠があるのかなど、本書では、そういった科学的にはその根拠を証明できていないものについて、なぜそのようなものが多くの人々にあたかも「正しい」ものであるように受け入れられているのかを具体的な例を用いて説明しています。

ただし、本書はいわゆる「疑似科学」を断罪するばかりではなく、その「疑似科学」の対象が、将来的に科学的に証明される可能性もあるものとして扱っています(たとえば誰がやっても同じ結果が出る、誰がやっても同じような結果が得られるプロセスが明確になるなどの条件がそろった場合など)。


本書を読むことで、世間一般に「正しい」と思われていることに、少し疑いの目をもって見てみるという立場が取れるようになります。

自分が普通に受け入れている事象が、実は疑似科学であるということに気が付かされる、目からうろこの一冊です。

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