« 気のみ記のまま雑記帳(3月5日) | トップページ | 気のみ記のまま雑記帳(3月6日) »

2018年3月 5日 (月曜日)

DVDでもいいじゃないか 映画観賞記 瀬戸内海賊物語(3月5日)

DVDでもいいじゃないか、映画鑑賞記。
今回は「瀬戸内海賊物語」(2014年 日本)です(このあと、あらすじや内容にふれますのでご注意を。感想には個人差があります)。

本作は瀬戸内国際こども映画祭2011のエンジェルロード脚本賞グランプリを受賞した脚本「笛の伝言 瀬戸内海賊物語」を瀬戸内海国立公園選定80周年記念として映画化、受賞者である大森研一氏が監督・脚本を担当したものだそうです。

物語の舞台は小豆島。その小豆島に暮らす村上楓(むらかみかえで・柴田杏花)、友人の二階堂学、麻田冬樹の3人は、楓が倉から見つけたという村上水軍の宝が隠された地図を手に、その宝を探し出そうとします。

なぜ宝を探すのか…それは島と本土を結ぶフェリーが老朽化のため路線廃止されるという話があり、そうならないために、宝を見つけ出してフェリーを修理しようと考えてのことでした。

そんな夢の様な事を語る楓に、同級生の宮本愛子(葵わかな)は、否定的です。
そんなある日、楓の祖母・絹子(中村玉緒)から本家に行けば何かわかるかも、と言われて本家を訪ねます。そこで楓は、昔、村上武吉(内藤剛史・二役)が初陣を飾った息子の景親(柴田杏花・二役)に渡したとされる「初陣の笛」を見つけ出し、その笛をもとに、担任の宇治原(小泉孝太郎)の力も借りて、地図の解読に乗り出します。

しかし3人で地図の場所まで行くことは無理…そんな時、愛子から水軍レース用の船の貸し出しと、操船の特訓の申し入れを受けます。
その申し入れを受け入れて、宝島を目指す3人と愛子。
やっと船出できる状態になった3人と愛子たち…はたして無事に宝を見つけることができるのか…続きは本編をご覧ください。


あらすじはこれぐらいにして感想を…見終わって思ったのは「これって、グーニーズと似ているね」ということ(グーニーズも、大人の事情が子供たちに影響して、子供たちが問題解決のために宝探しをする物語です)。
しかしながら、話の筋はよくできていて、見ていて滞りなく展開するのはありがたいです。

ですが、フェリー航路廃止云々を絡めるのはどうなのかなぁ…とは思います。
それにちょっと安易に最後は問題が解決してしまったような気がするのは、やっつけ的で残念(子供たちの活躍が、大人の団結を招いて解決したことはわかるのですが、じゃ、どうやって解決したの?という点があいまいです。野暮なようですが、町営に変わったとか、第3セクターになったとか、そういう説明がはさまれていてもよかったかも)。


それと、見ていて思ったのが、キャストが豪華すぎてもったいないというか、生かし切れていない感じがしたこと。
楓の祖母・絹子の中村玉緒は物語の中で話の要として生かされていたと思いますが、楓の父親・達也(内藤剛史)、母親・春子(石田えり)、愛子の父・明憲(六平直政)、フェリー会社社長・佃(阿藤快)、町長(石倉三郎)、村上水軍博物館館長・柴山(西岡徳間)など、ちょっとうまく使いきれてないなぁ…という点は否めません。

これだけの名優を配したのですから、もっと活躍場面を増やしてもよかったのでは?と思います(子供たちが主役と考えれば、それはそれで納得ですが)。
あと愛子役の葵わかなさんは、他の3人に比べて大人っぽすぎ、違和感がありましたね(演技はうまかったけど)。
冒険物語としては楽しく見られたので、100点満点で85点です。

|

« 気のみ記のまま雑記帳(3月5日) | トップページ | 気のみ記のまま雑記帳(3月6日) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: DVDでもいいじゃないか 映画観賞記 瀬戸内海賊物語(3月5日):

« 気のみ記のまま雑記帳(3月5日) | トップページ | 気のみ記のまま雑記帳(3月6日) »