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2018年1月11日 (木曜日)

読書の「ど」! 化学探偵Mr.キュリー 5(喜多喜久 中公文庫) (1月11日)

いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!」、今回は「化学探偵Mr.キュリー 5」(喜多喜久 中公文庫)です(感想には個人差があります)。

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四宮市の四宮大学に勤務している七瀬舞衣(ななせ・まい)。彼女が勤務するのは四宮大学の庶務課。庶務課…つまりは大学内で起こることのついて受け持つ「何でも屋」だと、上司で課長の猫柳(ねこやなぎ)は言います。

その庶務課で勤務を始めた七瀬でしたが、学内で起こった事件を解き明かすべく学内の「コンプライアンス委員」である、大学随一の秀才にして化学オタクの沖野晴彦(ほそのはるひこ)准教授、通称「Mr.キュリー(ミスター・キュリー)」(沖野の祖父がフランス人であり、「キュリー」という姓であったために、このようなニックネームがついています)に出会い、いやだいやだと思っていた庶務課の仕事をこなしていくこととなります。

今作では、学内で存続を争う2つのサークルが繰り広げる「世界一甘い物質対決」、七瀬の友人の行動にまつわる話、放射性物質がふくまれた金属と四宮大学生を狙う人物との関係が明らかになる物語、登校拒否になった高校生とその問題解決にかかわる七瀬の話、最後は地下の薬品保管庫に閉じ込められた七瀬と沖野との物語の5編からなります。

どの物語も破たんなく、一気に読み進めることができます。

しかも全編を通じて伏線が巧妙にちりばめられています。

気楽に読める反面、その辺の伏線の「面白さ」を味わうには、熟読が必要かもしれません。
魅力的な登場人物、付帯設定で、テレビでドラマ化されれば、面白いと思います。

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