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2018年1月14日 (日曜日)

読書の「ど」! 炎路を行くも者 守り人作品集(上橋菜穂子 新潮文庫)(1月14日)

いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!、今回は「炎路を行く者 守り人作品集」(上橋菜穂子 新潮文庫)です(感想には個人差があります)。 

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NHKでドラマ化されて、物語は佳境に入って、現在も放送中ですが、視聴率という点では、苦戦しているようですね。
ただ、本シリーズは、簡単に視聴率という物さしで評価を図れるというものではないと、個人的には思います。

本作は一連の「守り人」シリーズの外伝的色合いの作品です。

書では、シリーズ中で重要な役割を果たす綾瀬はるかさん演じる「女用心棒 バルサ」と、鈴木亮平さん演じる「タルシュ帝国 ラウル王子に従う ヨゴ人のヒュウゴ」の、それぞれ、本編につながる前の物語を扱うものとなっています。

例えば、本書のタイトル「炎路を行く者」では、もともと南の大陸にあった「ヨゴ国」の帝に忠誠を誓う武人の一家に生まれたヒュウゴが、ヨゴ国がタルシュ帝国に征服されてから、どのような日々を送り、どのような過程を経てタルシュ帝国の、ラウル王子の手下になったかという前日談になっています…本書を読めば、実はタルシュ帝国の忠誠を誓っているようでありながら、実は「ヨゴ人」としての誇りを失っていない、本編の流れを補強するするもとなっています。

また本書に収められている「十五の我には」では、祖国を捨ててジグロと共に用心棒として生きる道を選んだバルサが歩んできた、ジグロとの過酷な生活を描き、その生活で培われた考えや行動が、本編に反映されているかを描いています。

どちらも読み終えてみると、本編を補強する意味で、本編をもう一度、今作を踏まえて読みなおしてみようかと思う一冊です。

さらに、著者自身のあとがき、今回のドラマ化に際してのプロデューサーの「解説」も読みどころいっぱいです。

是非一読をお勧めする一冊です!

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