読書の「ど」! スタンダップダブル!(小路幸也 ハルキ文庫)(10月20日)
いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!」、今回は「スタンダップダブル!」(小路幸也 ハルキ文庫)です(感想には個人差があります)。
全国紙の新聞記者・前橋絵里、31歳を前にして北海道支局への配置転換となります。そんな恵里の担当するのはスポーツ、特に高校野球を担当することとなります。
そんな絵里が気になる高校が現れます…高校の名は神別高校…はっきり言って弱小校です。
ですがこの高校には、エースの健一とセンターを守る康一という双子の兄弟、その他にもメンバー全員を知り尽くしたスコアラー兼マネージャーなどのメンバーがおり、そこに春から新しく着任した実業団で選手をしていた田村が監督となって、旭川地区の予選を勝ち上がって、北北海道代表決定戦の決勝戦までたどり着きます。
何やらこのチームには秘密がありそうです…その秘密というのは「絶対に甲子園へ出場する」という目的のために、3年生から1年生までが協力しているということです。
いったいその「目的」には、どんな秘密があるのか?
そして、選手たちに隠された謎とは…?
その中でも、健一・康一兄弟に隠された秘密…そのカギを握る人物も現れますが…この先の展開はどうなるのか…是非本書をお読みください。
野球に詳しくなくとも、楽しく読み進められます。
既に「続巻」が次巻が刊行されているようです。是非読んでみたいと思います。
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