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2017年9月25日 (月曜日)

読書の「ど」! イルカ漁は残酷か(伴野準一 平凡社新書)(9月25日)

いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!」、今回は「イルカ漁は残酷か」(伴野準一 平凡社新書)で す(感想には個人差があります)。

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イルカやクジラについては、その漁についての残酷さや、生き物としての尊厳を受けない状態での追い込み漁などについて、ともすれば「善」か「悪」かの二者択一を迫るような論調が目立ちます。

本書はその様な議論があることを踏まえ、イルカ漁が始まった経緯やその漁に際に行われる行為、和歌山県太地町が開設した「くじらの博物館」に絡む「クジラ・イルカ類の生け捕り」、漁にダメージをあたるものとしての「イルカ」の駆除に対する価値観の衝突、その一方で今ではイルカ漁やイルカ・クジラ類の生け捕りに反対する人々がこれまでにしてきた「行為」について(具合的には「イルカのフリッパー」の件など)、イルカの生け捕りに対するWAZA(世界動物園水族館協会)からJAZA(日本動物園水族館協会)への対応となど、事実を淡々と取り上げることで、いわゆる「反イルカ漁派」「イルカ漁容認派」のどちらにも問題があり、どちらが正しいとか、正しくないとかいうことについて、問題を提起しています(「反イルカ漁派」の主張や矛盾、欺瞞であったり、「イルカ漁容認派」の側のイルカ漁に対する対応の不十分さなど)。

 

どのような意見を持つに至るかは個人の自由ですが、一度本書を読んで「冷静な」目での事実確認が必要だなと、感じる一冊です。

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