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2017年9月12日 (火曜日)

読書の「ど」! 蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係(大倉崇宏 講談社文庫)(9月12日)

いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!、今回は「蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係」(大倉 崇裕 講談社文庫)です(感想には個人差があります)。

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通常版(C0391

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ドラマ化帯付き(C0329
ドラマ化もされたのでご存知の方もいると思いますが、「警視庁いきもの係」の原作となっています。

警視庁捜査一課の鬼警部として現場で拳銃の弾を受けて負傷した須藤友三(すどう・ともぞう)は、捜査一課への復帰希望を希望したのですが、それはかなわず、リハビリを兼ねて容疑者の飼っているペットを保護する役目を担う警視庁総務部総務課「動植物管理係」の係長代理心得を拝命することとなります。

職場は警視庁内にありますが、「動植物管理係」はそこから離れた警察博物館にあります。

そこには、動物について豊富な知識を持った動物植物担当の薄圭子(うすき・けいこ)巡査が待っていました。

その辺は前巻と変わらない設定ですが、前巻が短編集だったの対して、今巻は長編となっています。

各地で蜂がかかわる奇妙な事件が発生、被害者が出たとのことで須藤警部補と薄巡査は現場を訪れます。現場での聞き込みの結果、どうやら各現場で蜂が絡んでおり、特に蜂については毒を持つスズメバチによるものであることがわかります。
一方で、須藤の上司にあたる鬼頭管理官がある組織に命を狙われ、それに絡んでその組織に対する大規模な捜査がおこわなれることになっていました。

どうやらこの2つはどこかでつながっているようですが…はたしてどんな結果となるのか、続きは本編をお読みください。

400
ページほどの物語ですが、物語の展開はスピーディーで破たんなく、読みだすと最後まで一気に読み終えることができました。

著者は先日ドラマ化もされた「福家警部補の挨拶」

http://naruto-ym.cocolog-nifty.com/kanetoshi/2015/05/529-0de5.html

などの著書がある方で、中でもアメリカのドラマシリーズで人気の「刑事コロンボ」については、その翻訳や、解説本などを書かれた方だそうです。
そう知ってみると、物語がテンポ良く展開し、何気ない証拠物件から事件を解決に導くという物語の構成には、納得がいきますね。

続編も読んでみたいですね。

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