読書の「ど」! この世界の片隅に 中 (こうの史代 双葉社 アクションコミックス)(8月14日)
いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!」、今回は「この世界の片隅に 中 」(こうの史代 双葉社アクションコミックス)です(感想には個人差があります)。
本書は昨年映画化されて話題になった「この世界の片隅に」の原作です。
今回はその原作のうちの真ん中の巻である「中」です。
物語は、主人公である「浦野すず」の目を通した物語となっています。
前巻で結婚したすず、太平洋戦争中の19年7月から始まります。
このころには物資が乏しくなって、すべてのものが配給制度になっていきます。
そんなある日、砂糖の配給を受けたすずでしたが、大事な砂糖を水に溶かしてしまいます。
そんなすずを不憫に思った義理の母が、闇市で買ってくるように勧めます。すずは、闇市に行くのですが、道に迷います。そこで遊郭で働く「白木リン」という女性と出会います。
白木リン…この後、すずと関わり合いになる人物のようです。
一方で、すずが「結婚する」はずであった人物が訪ねてきたり(彼は青葉の搭乗員です)、兄の要一が戦死したり、ついに呉に空襲が始まったりと、戦争はいよいよ激しさを増していきます。
そして物語は昭和20年4月へ…。
この先の「下」では、どんな物語が展開するのか…読み進めてみたいと思います。
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