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2017年7月28日 (金曜日)

読書の「ど」!お遍路ガールズ(又井健太 ハルキ文庫)(7月28日)

いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!」、今回は「お遍路ガールズ」(又井健太 ハルキ文庫)です(感想には個人差があります)。

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教材を販売する会社に就職した柿下千春(かきしたちはる)。会社がいわゆる「ブラック企業」であることに嫌気がさして、ある日、会社に出勤せずに「四国遍路」に向かいます。
なぜ「四国遍路」なのか…千春には中学のころに分かれたままの親友の田宮沙織(たみや・さおり)がいるのですが、その沙織が香川県高松市に引っ越して住んでいることと、その沙織と「いつかは四国遍路をしよう」と約束したことを思い出したのと、「お遍路に行って生まれ変わろう」という気持ちから「四国遍路」をすることにしたのでした。

いざ!四国遍路へ…とは言ってみたものの、千春の決心は緩いもので、ひざの痛みに耐えかねてやめようかと思っていたのですが、道中を琴美(ことみ)と旅することで、遍路を続けるのでした。
一方、優菜(ゆうな)も同じく四国遍路をしています。彼女の目的は「今の自分の境遇から再び立ち直るための資金を提供してくれる祖母のため」というものでした…が、もともとがもともとの目的のため遍路を「いい加減」にしていました。そんな優菜の姿を見た真由美(まゆみ)は彼女の遍路に対す態度を諌めます。最初は抵抗していた優菜でしたが、次第に真由美の姿や経歴に惹かれ、真面目に遍路に取り組みます。
遍路には1番から88番へ回る方法と、88番から1番へ回る「逆うち」という物があるのですが、その「逆うち」中に自殺した(と思われる)芸人の相方・葵(あおい)も遍路をしています…その目的は「(相方は)自殺したのではなくて、誰かに殺されたのではないか? その犯人を絶対に捕まえたい」というものでした。
三者三様の思惑のある四国遍路…はたして結末はいかに。
続きは本書をお読みください
あらすじはこれぐらいにして感想を。
本書は著者が実際に四国遍路をして体験した体験などをもとに書かれています。
タイトルからすれば「観光書」のような感じですが、中身については主人公・千春、優菜、葵の成長物語となっています。また、お遍路についても、なかなかに厳しい描写も多々出てきます。
そして一番のだいご味は、最後の「香川県」編です。
物語の中のすべての「謎」が一気に解き明かされ、その上に、3人の成長した姿が描かれます。
はたして、どんな結末になっているのか…。
読後感が爽やかな一冊です。

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