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2017年7月10日 (月曜日)

読書の「ど」! 小鳥を愛した容疑者(大倉崇裕 講談社文庫)(7月10日)

昨晩、フジテレビ(私の住む地域では関西テレビでしたが)で放送のあったドラマ「警視庁 行きもの係」、まずは第1回ということで見てみました。
原作に比べると、ちょっとコメディー色が強すぎる感ありますが、まずは及第点ではないでしょうか…。

という訳で今回は、再度、原作である本書を紹介します。

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いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!」、今回は「小鳥を愛した容疑者」(大倉崇裕 講談社文庫)です(感想には個人差があります)。

Cimg9518_2

警視庁捜査一課の鬼警部として現場で拳銃の弾を受けて負傷した須藤友三(すどう・ともぞう)は、捜査一課への復帰希望を希望したのですが、それはかなわず、リハビリを兼ねて容疑者の飼っているペットを保護する役目を担う警視庁総務部総務課「動植物管理係」の係長代理心得を拝命することとなります。

職場は警視庁内にありますが、「動植物管理係」はそこから離れた警察博物館にあります。
そこには、動物について豊富な知識を持った動物植物担当の薄圭子(うすき・けいこ)巡査が待っていました。

動物相手のことで戸惑う須藤でしたが、初めての事件として元トラック運転手が殺害された事件で、容疑者宅に残された「鳥」の世話をすることとなります。
この現場で薄巡査の知識が発揮されて、その鳥から事件の真相にたどり着きます。

その他にも、自殺した人物の部屋に飼われている「ヘビ」、行方不明に合った弁護士宅飼われている「カメ」、そして殺人容疑のかかった人物宅で飼われている「フクロウ」など、次から次へと持ち込まれる動物がらみの事案で、薄巡査の動物の知識と須藤警部の行動力とで事件を解決に導きます。
440
ページほどの物語ですが、読みだすと最後まで一気に読み終えることができました。

著者は先日ドラマ化もされた「福家警部補の挨拶」

http://naruto-ym.cocolog-nifty.com/kanetoshi/2015/05/529-0de5.html

などの著書がある方で、中でもアメリカのドラマシリーズで人気の「刑事コロンボ」については、その翻訳や、解説本などを書かれた方だそうです。

そう知ってみると、物語がテンポ良く展開し、何気ない証拠物件から事件を解決に導くという物語の構成には、納得がいきますね。

続編も読んでみたいですね。

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