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2017年2月16日 (木曜日)

読書の「ど」! 松谷警部と三ノ輪の鏡(平石貴樹 創元推理文庫)(2月16日)

いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!」、今回は「松谷警部と三鷹の三ノ輪の鏡(平石貴樹 創元推理文庫)です(感想には個人差があります)。

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今巻でも全巻に引き続き白石以愛(しらいし・いあい)巡査(前回の事件のち結婚しています)、陰では「マッタリさん」とあだ名されていて、俳句もひねるという松谷警部、同僚には山口警部補が活躍します。
それに加え、今回は事件が起こった所轄署の刑事・上原も加わって物語は展開していきます。

4月5日の午後8時過ぎ、東京・三ノ輪で元プロゴルファーの男が自宅で殺されているのが発見されます。
そして、元プロゴルファーを殺したと思われる男は、行方不明。
そしてその男に絡んで、銀行の融資課長、そして週刊誌のフリー記者が殺される事件が起こります(うち1件は自殺の疑いで処理されるのですが…)。
行方不明の男の行方を追いながらも、殺された元プロゴルファーの男の周辺に存在する様々な金銭にまつわる疑惑や事象について、白石巡査長と松谷警部、そして山口警部補、上原巡査も加わって、一つ一つかけても連れた謎を解いていきます。

犯人は行方不明の男のようですが、そうするとさまざまな矛盾が生まれてきて…事件の真相はなにか、そして犯人はだれか?

今回も白石巡査長の推理がさえます。

もちろん警視庁捜査1課松谷班の地道な捜査があって、白石巡査のひらめきと地道な捜査によって真相が解き明かされるのですが…この先は本書を読みください。

前々作「松谷警部と目黒の雨」、前作「松谷警部と三鷹の石」でも、それそれに競技に関した言葉が事件解決の鍵となります。今作でも、作中に出てくるゴルフにはつきものというか、サブタイトルにもなっている「WATER HAZARD」(ウォーター・ハザード)が、物語の肝となる言葉ともなっています。

本格推理という分野の作品群に分類されるようですが、「蝶ネクタイの子供が突然推理を披露して事件解決」「じっちゃんの名に懸けて!」とか叫んで突然事件の解決にいたる」といったようなこともなく、いったい犯人はだれで、動機は何か…推理の順路にも展開にも破たんなく、鮮やかなラスト、いい出来です。

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