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2016年12月27日 (火曜日)

読書の「ど」! 幕末 まらそん侍(土橋章宏  ハルキ文庫)

いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!」、今回は「幕末 まらそん侍」(土橋章宏 ハルキ文庫)です(感想には個人差があります)。

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著者は先年映画化された「超高速!参勤交代」、そして9月に公開になった「超高速!参勤交代リターンズ」などで知られた方です。

本作では、幕末の安中判(現在の群馬県)の藩主・板倉勝明が黒船の来航により風雲急を告げる幕末の世に、藩士の心身鍛錬のために安中城内から碓氷峠の熊野神社までの七里あまり(現在の距離にして30キロほど)の中山道を、藩士を何組かに分け走らせた「史実」に基づいて書かれたフィクションとなっています。

ある人物は、「藩主・勝明の娘(姫)との結婚を巡るライバル関係」であったり、「結婚した幼馴染の作る飯はすこぶる「まずく」て、いやになり、江戸詰の際に出会った女との駆け落ち・脱藩を企てようとする」ものであったり、「先祖代々安中藩にもぐりこんでその情勢を幕府に報告する「隠密」としての自らの「アイデンティティ」を試す」ものであったり、「誰が1番早いかの賭けの対象」にされたり、「かつての同僚の遺児と自らの余命をかけて走るもの」だったりと、走るもの、それぞれの思惑、悲喜こもごもを背負いながらの「遠足」となります。

最初のうちは退屈かも知れませんが、全体を通して読み切ってみたら、2話以降になると、実にうまく伏線が張られていて、読み応えのある作品となっています。

奇をてらったタイトルになっていますが、読後にはすがすがしさを感じさせものがあります。
是非一読をお勧めします。

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