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2016年11月28日 (月曜日)

DVDでもいいじゃないか 映画観賞記 杉原千畝 スギハラチウネ(11月28日)

昨日は休日でした。で、家でテレビを見ていると、NHK総合で「NHKカーカイブス」で「NHK特集」が取り上げられていました。今回は1982年に放送された「私は日本のスパイだった ~秘密諜報員 ベラスケス~ 」でした。それを見たからというわけではないですが、1940年代の諜報活動の芯も出てくる映画を見ましたので、今回はその映画を取り上げます。

DVDでもいいじゃないか、映画鑑賞記。
今回は「杉原千畝 スギハラチウネ」(2015年 日本)です(このあと、あらすじや内容に触れますのでご注意を。感想には個人差があります)。

 

杉原千畝…一般にメジャーな方ではないですが、多くのユダヤ人の命を救うための日本通過ビザ(査証)を発行した人物として知られています。
今から20年以上前になりますが、「知ってるつもり!?」という、歴史上の人物を紹介する番組があって、その番組で取り上げられていたので知っていました。


時代は風雲急を告げる昭和前期、満州国(中国東北部)の南満州鉄道(満鉄)が行っていた、ソ連からの鉄道買収の話を担当する満州国外交部の杉原千畝(唐沢寿明)、自身が持つ諜報網を使って、日本側の有利な条件での買収に導きます。
ですが、杉原は、その買収の過程で、満州国を牛耳っていたた関東軍の横暴に嫌気がさし、満州国外交部を持して帰国します。
帰国後、モスクワの在ソ連日本大使館への赴任を命じられますが、鉄道買収の際のことがあだとなって、自身が望んでいたモスクワの大使館勤務ができなくなります…「ペルソナ・ノン・グラータ」…「好ましからざる人物」として入国を拒否され田のです。

入国を拒否された杉原千畝、昭和14年(1939年)、ソ連隣国のリトアニアに開設された在カウナスの領事館領事として任命されます。
当時のカウナスは、ドイツ侵攻によって祖国を奪われたポーランド人や、迫害を受けていたユダヤ人が多く存在していました。そのポーランド人やユダヤ人から、千畝は多くの情報を入手し、本国に情報を送るのですが、日本はドイツ・イタリアと三国同盟を締結、のちに、ナチスドイツがソ連と結んでいた「独ソ不可侵条約」を破棄して、ドイツ軍がソ連に進行するという情報を活かすことができず、欧米との戦争に突っ走っていきます。

そんなある日、リトアニアもソ連軍が侵攻し、領事館を閉じなければならない状態になります。そんな時に、多くのユダヤ人が日本を通過するためのビザ(査証)を求めてやってきます。
杉原は可能な限りビザを発行します…杉原が発行したビザを手にしたユダヤ人たちは、シベリア鉄道経由で日本をめざし、その後目的地の新天地へと旅立っていくのでした。
一方、杉原たちはソ連軍の捕虜収容所に収監されます。そこで戦争の終結を知るのでした…というのが大まかな物語の筋です。

 

あらすじはこれぐらいにして感想を。
物語自体は歴史的事実に基づいて描かれていますので、時間軸もはっきりしていて、見ていて破たんなく展開するので、見やすかったです。
ユダヤ人の命を救った…などというと「美談」的なものとなりがちですが、実際には杉原の行っていたこと…諜報活動…インテリジェンス・オフィサー(諜報外交官)としての動きも克明に再現しています。
現代でもインテリジェンス・オフィサーの活動は重要なのだそうです。
きれいごとだけでなく、ありのままというか、清濁併せのむ人物像が描かれていて見ごたえがありました。

唐沢寿明の演技も、大げさでなく、抑揚のある演技でよかったです。
100
点満点で80点です。

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