フォト
2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック

美尻時計

« 月曜競馬予想&盛岡競馬 第29回 マイルチャンピオンシップ 南部杯 予想(10月10日) | トップページ | 月曜競馬の結果と反省(10月10日) »

2016年10月10日 (月曜日)

DVDでもいいじゃないか 映画観賞記 特別編 「君の名は。」(10月10日)

DVDでもいいじゃないか、映画鑑賞記 特別編…の前に。
先ず言いたいこと。

映画を見た個人の感想は様々です。いいという人がいれば、だめだ、という人もいます。
そのどちらもが正しい感想だと思います。どちらが正しくて、どちらが間違っている、ということはないと思います。

今回は「君の名は。」(2016年 日本)です(このあと、あらすじや内容に触れますのでご注意を。感想には個人差があります)。
どんな映画ですか?と聞かれたので「のび太の未来を変えるためにやってきたドラえもん」みたいな展開や「「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のスポーツ年鑑を巡る一連の物語」みたいなものと言ったら、笑われました。
世間では、「時をかける少女」「転校生」を例えに出す方が多いと聞きました。
徳島のような田舎でも、上映されているシネコンでは、一日6回上映です。
私も先日見てきました。

Dsc_1805
レイトショーで上映終了が11時になるにも関わらず、全席に近いくらい埋まってました(チケット買ったのが上映時間の2時間半ほど前でしたが、整理番号が211番…この劇場は298人定員なので、この時点で7割ほどの観客でしたが、上映後、明るくなって、後ろを(私はD列で前から4列目でした)振りかえるとほぼ満員でびっくりです)。

@¥@¥@¥@¥@¥@¥@¥@¥@

物語は飛騨地方に住む女子高生・宮水三葉(みやみず・みつは 声・上白石萌)が、自宅で目を覚ますところから始まります。目を覚ました三葉、夢の中で東京に暮らす橘滝(たちばな・たき 声・神木隆之介)という高校生として生活した経験を覚えているのでした。

登校した三葉、周囲の反応から、自分が昨日は普通とは全く違う行動をとっていたことを告げられ唖然とします。

一方で、東京に暮らす滝も、自分が飛騨の高校生・三葉になった記憶を持っていることに気が付きます。そして同じように、昨日の自分はまるで「別人」と入れ替わったようだったと、聞かされ、しかもバイト先の憧れの先輩・奥寺ミキ(声 長沢まさみ)とも親しくなっていることに驚きます。

最初のうち二人はそのことを夢だ!ともっていたのですが、お互いにその「入れ替わり」が事実であり、お互いが「入れ替わって」いる間のことを忘れないように、スマートフォンの日記機能で入れ替わっていた間に起こった事柄を記録してきます。

ですがその記録も、ある日、突然終わりを迎えます。その終わりを迎えたのは…地球に彗星が最接近した日なのでした。
 

三葉との入れ替わりがなくなって、滝は自分が「三葉」だった時の記憶を頼りに、三葉の元を訪ねようと考えます。
その結果、思い当たったのが岐阜県飛騨地方のとある町…滝は友人の藤井司とバイト先の憧れの先輩で、滝が三葉と入れ替わっているときの「滝」の活躍で親しくなった奥寺ミキと共に現地を訪れます。
そして現地で知ったこと…三葉が暮らしていた糸守町(いともり・まち)…まさに連絡の取れなくなった3年前のあの日、折から地球に最接近していた彗星の一部が地表に落下、その落下地点である糸守町は、三葉やその友人、町民など多くの被害者をだし、その後自治体として「消滅」したことを知るのでした。

その事実を知った滝…何とか彗星が最接近した「あの日」に戻って三葉と入れ替わり、三葉、そして町の人々を救えないか考えるのでした。
滝は三葉と入れ替わった際に訪れた糸守神社のご神体に収められた三葉が作った「口噛み酒」のことを思い出し、それを飲むことによってふたたび三葉と入れ替われないかと考えて飲むのでした…その目論見はうまくいったのですが、今度はどのようにして町の人々を避難させるか、という課題に突き当たります。
その手伝いを友人で建設会社の息子・勅使河原克彦(てしがわら・かつひこ)、名取早耶香(なとり・さやか)に頼み、手伝ってもらうこととなります。
ですが一番肝心の部分…父親で町長の説得に失敗、更に今の三葉が「三葉ではない誰か」であることを見破られてしまいます(三葉の祖母・一葉(声 市原悦子)が語る話から、三葉の母と父も、滝と三葉のような体験をしているようだということがわかります)。

三葉たちの計画は進められますが、肝心の父親の説得に失敗した三葉(実は滝)、再び糸守神社のご神体を目指します…そして、この場所で初めて二人は「出会う」のでした。
その出会いののち、三葉(本当の三葉)は、再び父親の説得のために町に向かいます。

そしてその時刻は迫ってきて…。


彗星落下から3年後…奇跡的に糸守町では大被害が出たにもかかわらず、奇跡的にも住民に死者が出なかったという事実が残ります。
三葉だった滝…あれほど気になっていたはずの彗星落下、滝の中では「なんとなく気になる」程度の存在となります。

物語も終盤に差し掛かると物語は、あの彗星落下の日から、8年の月日が進んでいます。そして滝は大学生として就職活動に励む毎日です。
一方で三葉たちは元の町を離れて新しい生活を始めています。
滝と三葉の二人はこの後どんな展開をするのか…
ここまでくればもう一息で物語は終わりです。
この続き(と言っても9割方終ってしまっていますが)はぜひ本編をご覧ください。
最後の最後まで見てくださいね…。肝心の「あの言葉」が出てきますから。


@¥@¥@¥@¥@¥@¥@¥@@¥@¥

 

粗筋はこれぐらいにして感想を。
物語は破たんなく、展開し、よくできています。
最初に三葉と滝が原因はなんにせよ「入れ替わる」という魅力的な発端を見せ、更にそれがその先に続く物語が展開、そして実は入れ替わっていた相手が「3年前」に亡くなっていること、なのに自分は相手に「出会って」いることを思い出して…という具合にどんどん、坂を転がるがごとくスピーディーに展開していきます。

このテンポの良さというか、早めの展開が「よくわからない」といった消極的な感想を持つ人々が多い所以だと思います。

個人的には冒頭でも書きましたが「のび太の子孫が自らの境遇を変えるために過去にドラえもんを送りこんでくる」(ドラえもんは3年前の三葉と入れ替わろうとする滝に相応すると考えます)、「バック・トゥ・ザ・フューチャにおける「スポーツ年鑑」を巡るマーティーとビフとのやり取り」(組みひもを巡る滝と三葉のやりとり)を思い描くと、破たんなく見られるのではないかと思います。

それと、細かい描写…東京の街並みや、糸守町の風景、三葉と滝の部屋、三葉と滝の暮らす周辺など、細かく描かれて、それでいて美しいのが、好感持てます。アニメはあくまで「虚構」の世界ですが、今回のようにすることで、あたかもそこに「あるような」不思議な感覚に陥ります。それが見ていて心地よいですね。
音楽も効果的に使われていて、「ココが物語の盛り上がりですよ!」というのがよくわかるもので、良かったです。あの曲を聞くと、さまざまな場面が思い出されます。


とまぁ、ここまではいい点を取り上げましたが…ちょっと気になったことを。
過去を変える…ということは、いわゆる「タイムパラドックス」という物が起こる可能性があるわけで、SFの世界でも安易に過去を変えることはよくないこととされています。
それをさらりとやってのけて、災害から8年後に二人が出会ってなんとなく「君の名は。」と名前を訪ねあうシーンにつながる、というのは「ご都合主義」かもしれません(物語ですからそんな野暮なことを行ってしまっては、元も子もない話ですが)。
本来ならば、2人は全く忘れてしまって出会わないという展開もあるはずですから。
あと自分の見方が悪かったのか、彗星落下の前日に三葉が東京にやってきて滝に「組み紐」を渡すシーンがあります。これが3年後につながるわけですが、三葉と滝がお互いに「入れ替わる」ことになる点について「どうしてこの2人が入れ替わるようになったのか?」の説明が雑だった気がします。
あと街並みの描写…変に細かいところがあるかと思えば、いいかげんというか雑なところが見られる、その差が気になりました(エンドロールを見て、スポンサーがらみなのか…ということを知ってちょっとがっくりです。興行であるからにはその辺は仕方のないこととは思いますが)

それと気になることが…滝役の神木隆之介と三葉役の上白石萌の二人の声はうまい具合にあっていましたが、先輩の奥寺の声を長澤まさみが担当するのには、どんな意味があったのかなぁということ。祖母の一葉の声を市原悦子が演じるのはわかりますが…。


そんなマイナスな点があっても高評価です。
100
点満点で90点です。機会があればもう一度、DVDになったらぜひ見てみたいと思います。

« 月曜競馬予想&盛岡競馬 第29回 マイルチャンピオンシップ 南部杯 予想(10月10日) | トップページ | 月曜競馬の結果と反省(10月10日) »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/70505/64323304

この記事へのトラックバック一覧です: DVDでもいいじゃないか 映画観賞記 特別編 「君の名は。」(10月10日):

« 月曜競馬予想&盛岡競馬 第29回 マイルチャンピオンシップ 南部杯 予想(10月10日) | トップページ | 月曜競馬の結果と反省(10月10日) »