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2016年8月 5日 (金曜日)

読書の「ど」!  死体置場で夕食を(赤川次郎 徳間文庫)(8月5日)

いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!」、今回は「死体置場で夕食を」(赤川次郎 徳間文庫)です(感想には個人差があります)。

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赤川次郎…「三毛猫」シリーズなどで知られた作家です。今作はデビュー間もないころに発表された長編の新装版です。

物語は紺野洋一と芳子夫妻が新婚旅行に出かけた先で雪に路を阻まれて、山間部にあるロッジにたどり着くところから始まります。
そのロッジはホテルで、オーナー夫妻と6名の宿泊客がおり、二人は全員と記念撮影を行うなどとして一夜を過ごします…その夜、芳子は不思議な体験をします。
翌朝起きてみると、オーナー夫妻を含め、6人共に姿が見当たりません。
しかも夫の洋一に昨晩経験した「あること」を告げるのですが、そんなことは知らないといわれます。
そしてロッジ内を探索した二人は、オーナーの死体を発見します。
死体を発見した洋一は、芳子にスキーで町まで行き、事の次第を伝えるように言います。

そして町まで行った芳子は警察に話し、そこで出会った瀬川という警官を伴い再びロッジに向かいます…しかしそのロッジは業火に包まれ全焼、焼け跡からは1人の焼死体が発見されます。洋一は姿をけし、探そうにも、まったく手がかりがない状態になってしまいました。
芳子は、瀬川と協力しながら、事件の真相に近づいていくのですが、その身には次々と命の危機が迫ってきて…はたして事件の真相は? そして洋一はどうなったのか…続きは本書をお読みください。

赤川氏の軽妙でスピィーデーな物語の展開は見事です。
ですが、謎解きというか、ミステリーとしてのつくりは、正直なところ、やや雑な感じで、特異で魅力的な事件設定をしている割には、事件解決後の真相が納得しがたいものであって、不満です。
ですが、肩の凝らないものですから、気軽に読むにはいいかもしれません。

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