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2016年6月17日 (金曜日)

読書の「ど」! 昭和元禄 落語心中 9(雲田はるこ 講談社 ITANコミックス)(6月17日)

いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!」、今回は「昭和元禄 落語心中 9 助六再び編」(雲田はるこ 講談社 ITANコミックス)です(感想には個人差があります)。

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作者が女性のせいか、登場人物の線は華奢ですが、一人一人が個性的に描かれていて、好感が持てます。

前巻で引退を決めた八代目・有楽亭八雲。
今巻でもその決心は揺らいでいないようでしたが、助六の設けた「おなじみさんの前での一席」を行うことになったのですが…その席で事件が起こり、それは成就しませんでした。
それは懇意にしていたヤクザの親分が、その席で逮捕されたからでした。
その後、助六が以前に服役していた刑務所にその親分が収監されることとなり、八雲も助六と共に慰問へ行くこととなります。
そこで八雲が演じたのは、「たち切れ線香」…遊女遊びの過ぎた若旦那が、100日の間、蔵に閉じ込められ、100日目に出てきたときには、なじみの遊女は若旦那に合えないことを苦にして体調を崩して死んでしまった…という内容のものなのですが、それを演じているときに八雲は「あるもの」を見ます…それは、若かりし日の小夏の母親・みよ吉の姿なのでした。
それ以後も、八雲は落語を演じようとはしません。
そんな八雲でしたが、誰もいない高座で、「死神」…金に目のくらんだ男が死神に見せられた「ろうそくの炎」が「残りの命」、つまり「寿命」を示すものであるものを教えられるのですが、すでに短いろうそくと取り替えてしまった男の命はなくなる…という筋の落語を演じます。
そして八雲は今度は、若かりし日の助六(小夏の父)の姿を見ます。
その助六は、八雲を「あの世」にいざなうのですが、そこに助六が表れて…。

次巻10巻で完結とのこと。
続きが楽しみなようで、楽しみでないようで…複雑です。

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