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美尻時計

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2015年2月 8日 (日曜日)

DVDでもいいじゃないか 映画観賞記 特別編 マエストロ!(2月8日)

DVDでもいいじゃないか、映画鑑賞記…でも今回は映画館で見ました。
今回は「マエストロ!」

Dsc_0073

(2015年 日本)」です(このあと、あらすじや内容に触れますのでご注意を。感想には個人差があります)。

テレビでの宣伝や前評判で「観てみたい!」と思っていた映画でしたので、機会を得て、観ました。
正直、途中までは凡庸な感じで見に来たことを「しくじったか?」と思いましたが、見終わってみると、実際の時間に比べて、あまりにも短い時間だった気がしました。
うまく言えないし、荒っぽい感想ですが「精緻に作られた仏様から感じる心の安寧と穏やかさ、円空仏のような粗削りだけども心に語りかけてくる印象、その二つを併せ持った仏像を見た感じ」です。

同じような音楽を扱った映画では以前紹介した「オーケストラ」
http://naruto-ym.cocolog-nifty.com/kanetoshi/2012/10/dvd107-84bc.html)が秀逸でしたが、本作も同じように秀逸と感じます。

物語は解散した中央交響楽団に所属していた香坂真一(松坂桃李)ら、元メンバーが廃工場に集められるところから始まります。いったい誰が元メンバー(とはいっても主力メンバーは他楽団に引き抜かれたり移籍してしまったりしていますが…)を集めたかわからぬうちに、再結成のために「ベートーベンの第5番 運命」「シューベルトの未完成交響曲」の練習を始めます。その練習が始まったのとほぼ同時に、第二フルート担当の橘あまね(miwa)がやってきます。どうやらメンバーはこの「あまね」の連絡で集められたようです。
で、肝心の指揮者が不在…でしたが現れた天道徹三郎(西田敏行)という男、どうやら全くの無名の指揮者のようですが、その天道が繰り出す楽器演奏の指示は、表現が乱暴で、荒唐無稽な部分はあるものの、的を射たものであることがわかってきます。
やっと動き出した「再結成 中央交響楽団」でしたが…オーボエ担当の伊丹(小林且弥)とクラリネット担当の可部(村杉蝉之介)は対立し、第1フルートの鈴木(モロ師岡)は自分が、あまねに変わって第2フルートになったことに不満を感じているし、第1バイオリン担当の村上(大石吾郎)は天道から演奏が弱いといわれるなど、全く一体感のないバラバラの状態です。
そんなある日、メンバーは天道から「今回の演奏が最後だと思って演奏したことがあるか!」と言われ、天道の指定でフルートを演奏したあまねの演奏を聴いて…あまねには阪神大震災で両親を失うという過去があるのですが…気持ちを入れ替えます。
せっかくみんながその気になった時、いきなりスポンサーが下りた!演奏会が開けない!という事態が露見します。その事態について、香坂とヴィオラの阿久津(古舘寛治)は、コンサートホール担当の相馬(重松豊)にあって、天道の素性と香坂とのかかわりを聞くのでした。
メンバーは演奏会が開けないことについて考えを巡らせます。
「やっと中央交響楽団のティンパニ担当になれた」ことを誇りに思いどうにかしてでも演奏にこぎつけたいと意見を述べる担当の丹下(中村倫也)、自分でチケットを手売りしますといった第2ヴァイオリンの谷(濱田マリ)、相馬の手を借りてスポンサーを探そうと奮闘する阿久津ら等、その動きを通じ、紆余曲折を経ながらも、バラバラだった楽団は、演奏会が開かれることを信じ練習に再び参加してきたコントラバス担当の今泉(池田鉄洋)などを含め、再び結束を固めてゆきます。
あれだけ対立していたメンバーや、天道から「音が弱い」と言われていた第1バイオリンの村上、顔面神経痛でホルンが老けなくなって退団したホルン奏者の一丁田(斉藤暁)と仕切りたがりの同じくホルン奏者の島岡(島田久作)等々、心を一つに演奏に取り組みます。
そして迎えた演奏会当日…演奏会は大盛況、大成功を迎えます。

翌日もコンサートホール満員を思い描いていた楽団員たち…ですか開演前になっても全く観客がいないホールを見て愕然とします。
やっぱりおれたちは天道に騙されていたのか…そう思っていたところに現れたのは意外な人物で…。
この続きは映画をご覧ください。

 

なんとなく最後はハッピーエンドになるのだろうなぁ…とは思いながらも、最後にはそうなって、ほっとします。
途中からは、息をするのも忘れたように、一心不乱に見ていましたし、演奏を聞いていました(もちろん演奏は吹き替えだろうとは思いながらも)。
主役の松坂桃李もよかったし、miwaもよかったし、わきを固める俳優陣もよかったのですが、なんといっても荒唐無稽に見えて実は本筋をつかんでいるという役どころの天道役の西田敏行、よかったです。
不満があるとすれば、物語の中での時間経過の表現が荒っぽい(最後の方の桜を使ったあたりはわかりやすいのですが)、それと人物同士の関係性がわかりにくい点があるのが、ちょっと残念です。
あと演出上とは言え、借金取りの二人が軽トラに荷物を積んで運び出すシーン(軽トラの荷台に人が乗るのは道交法違反です)や、夜の川沿いで人が少ないところであってもフルートを演奏したり、ヴァイオリンを演奏するのはどうかなぁ…と思います…まぁ、フィクションだから、いいですけど。
おおむねいい出来だと思います。個人的には100点満点で90点です。

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