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2014年10月30日 (木曜日)

DVDでもいいじゃないか 映画観賞記  洋菓子店コアンドル(10月30日)

DVDでもいいじゃないか、映画鑑賞記。
今回は「洋菓子店コアンドル(日本 2011年)」です(このあと、あらすじや内容に触れますのでご注意を。感想には個人差があります)。

物語は東京にある洋菓子店「コアンドル」を、鹿児島から上京してきた「なつめ」(蒼井優)が、この店で修業している(はずの)同郷の恋人を訪れるところから始まります。
その恋人はすでに店を辞めていて、なつめはその店のパティシエの依子・ウィルソン(戸田恵子)に頼み込んで店で働くことになります。
ですが我の強いなつめは、周辺の空気を読むことなく、自分勝手な行動や発言をして、先輩の佐藤マリコ(江口のりこ)とケンカをしてしまいます。
一方で、この店には、かつては名パティシエだった十村(江口洋介)が訪ねてきます。
十村は、今では菓子作りをやめ、お菓子の評論をしているのでした。
なぜお菓子を作ることをやめたのか…それは、自分が仕事に打ち込むあまりにそれが原因で娘を交通事故で無くし、そのことを悔やむあまりに菓子作りを辞めていたのでした。
その十村にも、なつめは「お菓子作りから逃げている」と、心無い言葉をかけます。
ある日、依子が階段から転落、「コアンドル」を閉めなければならなくなる事態が発生します。
店の片づけをしているときに、なつめは、ある常連客のところに「最後の配達」に行きます。そこで、お菓子を美味しいと言ってくれる人に出会い、改心するのでした(とはいっても、やはり言いたいことは言うようですが)。
「このままコアンドルを閉めていいんですか」…なつめは、自分の店を持たないかと誘われ心揺れている、かつては喧嘩した先輩・マリコ、娘の事故以来お菓子作りに取り組むことのできていない十村を、再びお菓子作りに戻らせて、この2人を巻き込んで、晩さん会用のお菓子作りを再開することとなります。
そして依子が怪我する前に頼まれた晩餐会を、十村とマリコの助けもあって成功させることができたのでした。
その後、十村からなつめはあることを、なつめは十村にあることをすることを求めます。
お互いの「あること」とはなになのか…この続きはご覧になって確かめてください。


では感想を…一言でいえば蒼井優演じる「なつめ」が、うっとおしい。自我を貫くというキャラクターは映画の展開上で板に穴をあけるドリルのように必要とは思うのですが、ちょっと過剰というか、見ていて不快です。
「ちょっとは空気読めよ!」と言いそうになります。
それに、物語の展開も消化不良です。
それほど腕がいいとは思えない「なつめ」が、十村の推薦で海外に勉強に行けることになったり(海外に行きたいといっていた元彼が修行中で海外に行くなど、まだまだ先のような状況を見て、大変そうな感じ、あるいは見返してやったぞという感じのシーンがありますが)なんかしっくりきません。
それにお店はどうなってしまったのか…その辺が描かれておらず、雑です。それならばいっそ、たとえばマリコが切り盛りすることになる、あるいは十村が引き継ぐなどのエピソードがあってもよかったかも、と思います。

主人公の成長譚としてみるにはちょっと中途半端で、いい素材を扱った映画だけにちょっと残念です。
100
点満点で70点。優良可の「可」です。

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