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2014年9月 7日 (日曜日)

読書の「ど」! 限界集落株式会社(黒野伸一 小学館文庫)(9月7日)

いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!」、今回は「限界集落株式会社」(黒野伸一 小学館文庫)です(感想には個人差があります)。

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今回の内閣改造では「地方創世」担当大臣が誕生しましたが、その大臣に取り組んでいただきたいような内容です。

「限界集落」…集落としての機能を失ってしまい、もはや人の住めなくなる集落や地域のことを指す言葉のようです。個人的には好きな言葉ではありません。もっと別な言い方、できないものでしょうか…呼び名だけを変えても根本問題は解決しないのですが。
さて本書はそんな「限界集落」を舞台にした物語です。

起業のためにIT企業を退職し、自分の祖父が住んでいた地「止村(とどめむら)」を訪ねた多岐川優(たきがわ まさる)、子供のころに祖父を訪ねて集落に来たころに比べると、、その集落の寂れぶりに驚きます。
そしてその集落で、その集落に暮らす人々と生活を共にするうちに、限界集落となってしまったこの地域を何とか再生させようと奮闘することとなります。
その活動を行う中で、この集落でしっかりと農業をしようと考えている美穂(みほ)、その父親で一度は農業を捨て別の仕事をしていたが、とある事件がもとでふたたびこの地に戻ってきた正登(まさと)、農業体験でやってきた3人の若者(その中の一人が物語の中で重要な役回りを演じます…が、逆に順調に発展してきた事業を危機に陥れます)等々、多くの人々と触れ合うことで、優の中でも何かが変わっていくのでした。
優の奮闘や美穂、正登、若者3人、地域の人々の頑張りで集落自体を「株式会社 止(とどめ)村」として法人化し、米作をやめて売れる作物を栽培し、販路を広げていくことで、一つ一つ障害を乗り越えて軌道に乗り出した「株式会社 止(とどめ)村」でしたが、ひょんなことから窮地に陥ります。
さてこの窮地を何とかして、この地域が存続することができるかどうか…そのあたりは本書をお読みください。

物語は優・美穂・正登の3人の目線で描かれます。全部で460ページにもなる本ですが、読みだしたら一気に最後まで読み進められます。
内容については、ちょっと現実ばなれした感や、各地にある成功例をうまくつまみ出してきて再構成した感じのフィクションになっています。
現実的に考えて可能かどうか…その点は別にして、読み終わったらなんだか元気になる一冊です。
映画化…も可能かも、と思います。

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