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2014年9月27日 (土曜日)

読書の「ど」! あんじゅう 三島屋変調百物語事続(みしまやへんちょう ひゃくものがたり ことのつづき)(宮部みゆき 角川文庫)(9月27日)

いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!」、今回は「あんじゅう 三島屋変調百物語事続(みしまや へんちょう ひゃくものがたり ことのつづき)」(宮部みゆき 角川文庫)です(感想には個人差があります)。

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今作は前作「おそろし 三島屋変調百物語事始(みしまや へんちょう ひゃくものがたり ことはじめ)の続巻です。

怪談話の舞台設定として有名な「百物語」は、ろうそくを100本ともし、不思議な話を終えるたびに1本ずつ消してゆくという趣向のものです。
江戸で袋物問屋「三島屋(みしまや)」を営む叔父夫婦のところに、川越の旅籠の娘で17歳の「おちか」が身を寄せることとなった。おちかはある事件がもとで、ぴたりと他人に対して心を閉ざしてしまっていました。そんな「おちか」でしたが、前作で起こった出来事を通じて心に変化を起こすことになったのでした。

今作でも、おちかは、不思議な話を「黒白の間」に語りに来る人々から聞く「不思議な」そして「何か言いようのない」話を聞くこととなります。

ある時は山村から連れてこられた子供に乗り移った「お旱(ひでり)様」なるものについての話(逃げ水)、ある時は隣家の商家に住む娘の身に起こった不可思議な出来事についての話(藪から千本)、ある時は周囲から「紫陽花屋敷」と呼ばれ、得体のしれないものが住むという屋敷に住みついた武士の隠居夫婦とその家にいる「あんじゅう」と名の付けられたふしぎなものとにふれ愛を描いたもの(暗獣)、偽坊主が以前、ある地方の山里で経験した出来事を語る物語(吼(ほ)える仏)、など、どの物語も「不思議」なのですが、その不思議の出どころがそれぞれの話に絡んだ人間模様に起因するところが、それぞれの話の味噌です。
そして最後には、おまけのような話で締めくくられています。
前作と違って、疱瘡神にかかわったことで三島屋と関わり合いのなる「お勝」、三島屋の手代が手習いに煎った関係で知り合った塾の若先生・青野利一郎、その利一郎と知り合いの偽坊主・行然坊、岡っ引き・紅半纏の半吉など、今作ではこの先もレギュラー出演(?)しそうなキャラクターが出てきます。
「「三島屋」シリーズ第2弾!」とあります。登場人物も魅力的で、話の筋も、読み進めるとうまく絡んだものになっているので、622ページあっても、あっという間という感じで、読み終えることができます。

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