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2014年8月 7日 (木曜日)

DVDでもいいじゃないか 特別編 思い出のマーニー(8月7日)

DVDでもいいじゃないか、映画鑑賞記…でも今回は映画館で見ました。
今回は「思い出のマーニー」(2014年 日本)」です(このあと、あらすじや内容に触れますのでご注意を。感想には個人差があります)。

できのいい映画です。最初から最後まで一気に物語を引っ張る「ある謎」と、主人公アンナの精神的な成長物語が、伏線も相まっていい流れを形成しています。
ただ、この物語を端的に表せば「現代の怪談」というか「現代版 落語「幽霊飴」」ですね。

 

周囲にうまく溶け込めず、ぜんそくの発作で倒れた佐々木アンナ(佐々木家にいるので苗字は多分佐々木です)(声 高月彩良)は、医者に勧められ、住んでいる札幌から彼女の母・頼子(アンナは「おばさん」と呼びます。どうやらこれには秘密があるようで…)(声 松島菜々子)の親戚の暮らす道東のとある地方に療養のために訪れます。
そして、彼女の母の親戚である大岩清正・セツ(声:寺嶋進、根岸季衣)の元で、暮らすこととなります。
アンナはこの地で、湾の向こう側にある古びた洋館に引き付けられます。初めて見たはずなのに、初めてではない感覚に襲われ、こわごわ湿地を歩いてその屋敷をむかうのでした。その屋敷は、現在では使われていないようでしたが…その中から金髪の少女が出てきます。
アンナが名を聞くと彼女は「マーニー」と名乗ります。
アンナはマーニー(声 有村架純)と友達になります。ですが、アンナが屋敷のことについて、清正やセツに聞くと「長らく誰も住んでいない」と言われるのでした。
ですがアンナはマーニーと友達になって、二人での日々を過ごします。
ある日、アンナはマーニーに自宅でのパーティーに誘われます。そのパーティーでアンナはマーニーの幼馴染の男の子の存在を知ります。
そんな二人でしたが、ちょっとした行き違いで疎遠となります。そして、アンナがあの屋敷に興味を持ったのと同じように、以前にあの屋敷でマーニーと出会ったことのある久子(声 黒木瞳)に出会い、あの屋敷が新しい住人を迎えることを知ります。いてもたってもいられなくなったアンナは屋敷に向かいます。
屋敷は新しい住人が手を入れ始めていました。アンナはマーニーがいつも顔を出す二階の「青い窓」を見るのですが、そこから顔を出したのはマーニーではなく、新しい住人・彩香(さやか)(声 杉咲花)から「あなたがマーニーでしょ?」と声をかけられます。
そして彩香から、屋敷の中で見つけた「マーニーが書いた日記」を見せられます。そこにはアンナが体験した「マーニー」とのことが書かれているのでした。ただし、日記の最後は破られていたのです。
その後、再びマーニーと出会ったアンナでしたが、今までとは違った展開で、アンナはマーニーから取り残されることとなります。その晩アンナは、雨の中に倒れていて、高熱ににうなされます。
高熱も冷め、訪ねてきた彩香から破られていた日記の残りを見せられます。日記を読んだのち、アンナと彩香は海岸であの屋敷を描いている女性・久子に声をかけてマーニーのことを聞くのでした。
そして久子の話はマーニーのその後、そしてマーニーの身に起こった不幸について語るところまで話が進みます。
父母から離されて暮らしていたマーニー、大人になって幼馴染みと札幌で結婚し、幸せな生活を送るのですが、夫が亡くなり、しかも父母共に亡くなった身では子供を育てられず、しかも自分も病気になってわが子を全寮制の学校に「押し込んで」しまいます。その為か、娘とはそりが合わず、その娘も恋人と出てゆきます…その時には娘は妊娠していたのでした。

ある日、娘夫婦が事故死し、残された女の子を引き取って育てることとなります…自分が娘にしてやれなかったように、あるいは自分が親からしてもらえなかったようにならぬよう、愛情いっぱいに育てるのです。ですがマーニーも病を得て、亡くなってしまって…残された子供は養子に出されることになったのです…。
久子の話はここまででした。

ひと夏の療養を終えたアンナは札幌に返ることになります。こちらで知り合った彩香とは友達になり、来夏の再会を約束します。
一方、アンナを迎えにきた頼子…アンナに「あるもの」を渡します…。
その「渡されたもの」でこの物語の一番核となる秘密が明かされることになるのですが…続きは映画をご覧ください。

 

物語の当初は「私は私が嫌い」などネガティブな場面が続き、扱っている内容が「養子と養親」との関係を描いたもので、ちょっとじれったいのですが、物語が4分の1ほど進んだあたりから、最後までは一気に物語が展開していきます。
なんとなく途中でうすうす結末については感じる点もありますが…それはそれで、物語の飾りつけ、スパイスとして効果的です。
ただ途中まではアンナの「妄想物語」みたいで、ちょっと「あれ?」とはおみました。
ですが、思っていたよりも、前評判よりも、私個人としては好きです。ただ、いつものジブリ作品とは違った「余韻」が残りますので好き嫌いがあるとおもいますが。
100
点満点で80点というところでしょうか。20点マイナス分は「個人の好き嫌い」という点を考慮してですが、それがなければ90点です。

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コメント

今までの娯楽色が、」ずっと少なくなっているように思います。
ですが、それはそれで、いい作品だと思います。
アニメの仕事は、ファンタジックな物語、だけを描くものではないはずですから。
その点で今作は、宮崎色のない、いわば「脱ジブリ」で、今後を占うべき「ジブリの賭け」だと思います。

ジブリといえば宮崎駿監督のイメージが強すぎて、別の監督だと足が前に進まないのですが、ちょっと面白そうですね。

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