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2014年5月14日 (水曜日)

読書の「ど」 みをつくし料理帖 想い雲(高田郁 角川春樹事務所)(5月14日)

いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!」、今回は「みをつくし料理帖 想い雲」(高田 郁 角川春樹事務所 ハルキ文庫)です(感想には個人差があります)。

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神田の御台所町から元飯田町に移ってきた「つる屋」で働く澪(みお)、大坂では名の通っていた料理屋「天満一兆庵(てんま・いっちょうあん)」の女将だった芳、「つる屋」の主人・種市、前作でこの店にやってきた下足番の「ふき」、ぞれぞれの上に時間は流れてゆきます。
つる屋をひいきにしている戯作者・清右衛門がある日、版元の坂村堂の主人を連れてきたのですが、つる屋の味に惹かれ、自らのところで働いている男に料理を教えてほしいと言い出します。
そして坂村堂からやってきた男は…「天満一兆庵」の若旦那で、江戸に店を出したのちに莫大な借財を作って店を多話行方不になった芳の息子・佐兵衛の行方を知る男でした。その男から語られたことに、澪も芳も驚かされるのですが…(豊年星…「う」づくし)。
その他にも、吉原にいる大坂時代の友人・野恵との再会、食あたり騒動で意気消沈する「つる屋」のこと、ふきの弟のことなど、盛りだくさんです。
澪と周辺の人々の生活を淡々とではありますが、ぐいぐい引っ張る感じでの物語の流れになっています。読みだしたら4編からなる本作も、一気に読み進められます。

そして、澪は、「とけいのまのおのでら」なる人物…小松原の正体について、わずかながらも情報を得たりと、次巻の展開も楽しみです。

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