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2013年7月19日 (金曜日)

読書の「ど」! 女ことばと日本語(中村桃子 岩波新書)(7月19日)

いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!」、今回は「女ことばと日本語」(中村桃子 岩波新書)です(感想には個人差があります)。

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女ことば…と聞いてまずイメージに浮かぶのは「女性らしい(女性に求められる、あるいは求められている)丁寧な言葉づかい」であったり、「伝統ある日本独自の言葉(言葉遣い)」であったりというものが、まず思い浮かびます。
ですが本書では、「女ことば」というものが、これまでの日本の歴史の中では、「女訓書」などの書物によって、女性の話す「話し言葉」は「こうでなければならない」「こうあるべきだ」という筋道があって、その後、明治維新を経て、当初は政府が目指した「国語(男の国語、つまりは男が話す言葉)」からは「女ことば」は除外されてきた歴史があり、その後、日本が昭和に入ってから太平洋戦争を戦う中で、逆に「女ことば」は、皇室につながる、つまり昔の高貴な人々が話していた言葉として、今度は「日本周辺部での日本支配を強めるための道具」として、日本語(国語)に積極的に取り入れられていたこと、戦後は「女ことば」が「男女平等」をうたった憲法下でも生き残ってきた原因はなんであったか、などを取り上げています。
その中で一番印象に残ったのは、実は「女ことば」は昔からあったのではなく、その時代時代に即して、その時代の要請を満たす形で「生き残った」、あるいは「生きのこされてきた」ものであった、という点です。
日本語については多くのことが語られていますが、その中の「女ことば」を「日本語」との関係で理解するのは、わかりやすくて、いい本だと思います。

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