読書の「ど」 さんすくみ 5 (絹田 村子(きぬた むらこ) 講談社フラワーコミックスアルファ)(4月16日)
いいと思ったら、新書でも、文庫でも、マンガでも、ジャンルは問わず読む「かねとしの 読書の「ど」!」、今回は「さんすくみ 5」(絹田 村子(きぬた・むらこ) 講談社フラワーコミックスアルファ)です(感想には個人差があります)。
(C5971)
物語は、氷室神社の息子・恭太郎(きょうたろう)、九誉寺(くほんじ)の息子・孝仁(たかひと、ただし仏事の時は「こうにん」)、キリスト教教会の息子・工(たくみ、ただし教会は世襲制ではないようですが)の仲良し3人組が、それぞれの立場で神社・お寺・教会で起こる様々な事柄について真剣に、あるいはコミカルにこなす姿を描いています。
なかなか宗教を、その内容の説明も含めて、扱うマンガは少ないように思います。宗教を扱っている割には、宗教臭くなく、割とその辺はさらりと(わざと)流しているように感じます。
今巻は舞台が11月~新年にかけてのもののようです。
特に今巻で印象深いのは、神社関係者の方々の「お葬式」に関連した話です。
また、教会は「アドヴェント(待降祭)」で新年を迎え、神社・お寺は新年に向けて、それぞれの段取りがあることなどが描かれていて興味深かったです。
どの話も、コミカルな内容に仕上がっているので、読んでいても肩は凝りません
6巻も楽しみです。
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