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2012年3月10日 (土曜日)

DVDでもいいじゃないか 映画鑑賞記 武士道シックスティーン(3月10日)

DVDでもいいじゃないか、映画鑑賞記。
今回は「武士道シックスティーン(2010年 日本)」です(このあと、あらすじに触れますのでご注意を)。

この物語で重要な役回りをとなる西荻早苗(にしおぎ・さなえ)と磯山香織(いそやま・かおり)が、中学の剣道大会で対戦、早苗が香織に勝ったシーンから始まります。
その後、4月に16歳になった早苗は、中高一貫校である東松学園高等部に進学します。そして、磯山香織と学内で出会います。
早苗の方は剣道で香織に勝ったことを忘れていたようですが、香織の方は逆にそのことを忘れずにいたようです。
二人はもちろん剣道部に所属するのですが、剣道に自信のある香織は、なんだか部全体に溶け込めない感じで、逆に早苗の方は、割とお気楽に部活動を友人と「楽しんで」行く日々が続きます。
香織には父と約束したことがありました…それは「東松学園をインターハイに出場させる」こと。そのために、頑張る香織でしたが…ある日、ちょっとした怪我がもとで予選のメンバーからはすれ、補欠だった早苗が出場、香織のアドバイスもあってか勝ち、チームはインターハイ出場を決めます。
そんなことがあったせいか、香織は剣道から少し離れてしまいます…今までの自分を見つめ直す…と言っては大げさですが、何のために剣道をやってきたのかを、自問自答する日々が続きます。
ある日、香織は早苗から「果たし状」を受け取ります…どうやらお気楽だった香織も、自分がなぜ剣道をやっているかということに目覚め、真剣になったようです。
そして、果たし状をもらった香織が竹刀をもって、香織の元あらわれて「果し合い」を行うのです…その後、二人で剣道部に赴いて、再びチームに香織が合流するのでした。
しかし、早苗は、母といなくなった(?)父との再婚話が持ち上がり、仕事の都合で九州に転校しなければならなくなるのでした(映画ではその辺については詳しく描かれていません)。
せっかく香織との仲直り(?)ができたのに、一体どうなってしまうのか?
それは最後のシーンで明らかになります。
是非ご覧ください。

 

早苗を演じる北乃きいと香織演じる成海璃子、二人の演技はそれなりに女子高校生としてはいいともいますが、ちょっと頑張りすぎかな?という感は否めない気がします。剣道をしている2人だからというわけではないですが、勢いがあふれんばかりで、せっかくの剣道以外の「心のありよう」の移り変わりや「心の変化」などうまく生かし切れていない気がします。その辺がいい物語なのを少し減点する要素かなぁと、思ったりもします。
そして、香織の兄が剣道をやめる理由になった岡との縁や、そのほか「もう少しどういう理由でそうなったの?」という点が、説明というか描写などされているシーンが少なかったのは気になりました(原作があって時間的な制約のある映画化の際には、必要ない部分として削られてしまったのか…ダブル主演的な脚本で、詰め込みきれなかったのか…)。
配役も香織の父役・小木茂光はもったいなかったか…出演シーンが細切れで、もっとシーンが多くてもよかったかも(逆に最後の香織とのシーン以外、その存在はあっているのに、出てこない演出もあったかも、と思います)。
意外といい役回りだったのは、剣道部顧問役の堀部亮介といなくなった(?)父親・甲本肇訳の板尾創路。出演シーン自体は多くないのですが、セリフ自体は物語の中で重要な部分を占めます。脚本がいいからか、それぞれのキャラクターがいいからかは意見が分かれるかもしれませんが、演技という意味では主役の2人を「食って」ましたね…。
見終わったら、なんだか爽やかなものを感じます。
物語のつくりが「対決」様のもので、それでいて「お互いの成長物語」だからかもしれません。そして、このような物語のつくり方「日本人」は好きだから、かもしれません。

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