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2011年5月 2日 (月曜日)

読書の「ど」! 47都道府県 地名うんちく大全(八幡 和郎(やわた・かずお) 平凡社新書)(5月2日)

いいと思ったら新書でも文庫でもマンガでも、ジャンルは問わず読むかねとしの「読後感想文」、読書の「ど」!
今回は「47都道府県 地名うんちく大全」(八幡和郎(やはた・かずお) 平凡社新書)です(感想には個人差があります)。

平成の大合併も一段落し、各地にあった自治体の数は約半減したという。

ただし、その中には、地域に住む人々の利害や思惑も手伝って、合併自体上手く行かなかったケース(徳島県内でも、海部郡は2町になるはずでしたが3町になったり、飛び地をもつ町が生まれたりした、あるいは合併協議事態が起こらなかった)や、自治体の名前がしっくり来ないものになったケースなどが続発した。そのようなことを踏まえたうえで、著者は、江戸時代から明治維新を経て、廃藩置県が行われ、政府の有力者の思惑で決まった県域などをもとに、今は機能しなくなった「郡」という単位から、現代の「自治体合併」について述べています。

読み進める中で、一番意外だったのは、最初の「序章」で語られる「江戸時代に藩はなかった」というところ。イメージでは「江戸時代は「幕府→藩→領民」という支配関係で運営されていた」と思っていたのですが、たとえば、彦根藩は領地として東京・世田谷や下野の佐野に領地を持っていたし、近江には逆に仙台藩領があったそうです。これでは一体的な統治など出来なかったのではないかと著者は述べています。
私たちは当たり前に時代劇を見て、あるいは大河ドラマなどを見て、「○○藩」とか「△▲藩」とか言う具合に言いますが、この言い方、明治2年に明治政府が「版籍奉還」を行ったのを受けて、旧幕府領を「府」や「県」に編成しなおしたときに、「大名は天皇の諸侯である」という考えにもとづいて、その領地は「藩」であるとの認識が生まれ、大名領の公称として採用されたものなのだそうです。このときの制度を「府藩県三治制(ふはんけん・さんちせい)」というのだとか。
だから、「阿波藩」というのは正しくなくて「徳島藩」というのが正しいのだそうです。この本読んで、初めて知りました。

序章と終章、自分の住む地域のときは興味を持って「なるほど」と思いますが、よくわからない地域のときは正直言って、読むのが苦痛です(細かすぎるからか?)。
あと、自治体名については、著者個人の考え方があるので、その好き嫌いがはっきりしています(この自治体の人、起こるんちゃうん? という辛らつなものもあります)。

ただし、著者が終章で述べている「良い名前の法則」7か条は、確かにそうだな、と思いますね。特に思うのは「発音しやすく聞き取りやすいことも大事」という点です。
私の住む「鳴門市(なるとし・徳島県)」も、以前は「成東市(なるとうし・千葉県)」(現在は千葉県山武市成東町(ちばけん・さんむし・なるとうまち)、この山武市、太平洋市にしようという話しもあったが頓挫したらしい)とよく間違えられていました。

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