読書の「ど」! シャーロック・ホームズに再び愛をこめて(ミステリー文学資料館・編 光文社文庫)(1月28日)
いいと思ったら新書でも文庫でもマンガでも、ジャンルは問わず読むかねとしの「読後感想文」、読書の「ど」!
今回は「シャーロック・ホームズに再び愛をこめて」(ミステリー文学資料館・編 光文社文庫)です(感想には個人差があります)。
コナン・ドイルが生み出した名探偵シャーロック・ホームズの探偵・冒険譚は、誰もが一度は読んだり、その作品を元にした作品を見たり聞いたりしたことがあると思います。本作は、ミステリー文学資料館の編集による、日本作家の「パスティーシュ(作風の模倣)」「パロディ(他の芸術作品を揶揄や風刺、批判する目的をもって模倣された作品、あるいはその手法)」を集めたものです。
今巻は、どちらかといえば「ホームズ」の冒険譚を思わせるような話が多く、どちらかといえば「パロディ」作が多かった気がします。
元となった「ホームズ」ものが出来が良いから、パロディものも読んでいて苦になるものが少ないですね。
その物語が書かれた時代や作者によって、作品内容や傾向が違うことがわかるのも魅力の一冊です。
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