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2007年8月30日 (木曜日)

暑い暑いと思っていても……(8月30日)

日中はうだるような暑さの続くこのごろだが、今日(29日)、当地では雷を伴った激しい雨が短時間に降った。 そのせいでもないだろうが、意外に夜は過ごしやすくなっている。窓から吹く込んでくる風は、これが昼間で、 仕事がなければ昼寝に一番という感じ。風呂上りの一杯のはずの発泡酒の缶に手が伸びようとしないほどである。

また、営業で回っている地域では、場所によってはすでに水稲が刈り取られ、その籾殻を燃やす煙が漂っている。休憩がてら、 車のシートを寝かして耳を澄ますと、草むらからは秋の虫の声が聞こえる。自分が何をしなくとも、季節は流れているのだなあと感じる。

先日も、吉田兼好の「徒然草」の中にある「引き潮の干潟がいつの間にか満潮になってなくなるように、 月日というのは気がつかないうちに立って行くもので、気がつけば人の一生もいつの間にか終わりが近づいてきている」 という内容があったというようなことを書いた。まさしくそれである。

限りある時間を大事に使いたいと思う。

(おまけ)

*消えるTVアニメのセル画 残るは「サザエさん」だけ(アサヒドットコム 07年8月29日より)

「1秒間に24枚のセル画が動いて、アニメーションが動きのある絵になっている」と、今も思っていた私にとっては、 ちょっとビックリする内容のニュースだった。アニメーションの世界も多聞にもれず、デジタル化の波に襲われて、 今ではセル画で制作されているのは「さざえさん」だけになってしまったとのこと。デジタルハイビジョンとセル画との相性は良くなく、 静電気で着いたチリが見えたり、厚みによる影で輪郭がぼやける、色のばらつきが見られるなどということがあるという。

最近のアニメの色や動きがきれいになっているなあと思う反面、なんか薄っぺらい感じで、「こんな作品、 アニメにしなくてもいいんじゃないの?」と思うものまでアニメになっているなあと思っていたのだが、その背景が、 こんな事情であったのかとビックリした。確かにデジタル化すれば機械化もしやすく、高度な技巧も凝らせるだろうと思う。でも、 なんだか味けないなぁ……。「サザエさん」を制作するエイケンでも「視聴者からサザエさんの映像がほかに比べて汚いという苦情がくれば、 セル画を断念せざるをえない」という。

現状では、一週間に1回、それもたった3話で構成されたアニメが、もしかしたら、一番贅沢なつくりになる日が来る…… のもそう遠くないだろう(サザエさん自体も好きですが、あのオープニングのサザエさんが全国各地の観光地や景勝地を回っていくのが好きです) 。

いま、日本を代表する文化として「アニメ」や「マンガ」が世界からもてはやされているが、人間の手作りという面がそがれて、 デジタルの「美しさ」や「手軽さ」だけがもてはやされていくとしたら、もしかすると将来、 出来のいいものは海外にしかないというような事態が起こるかも知れない。

 

刈り取りの 終わった田んぼの真ん中で

籾殻燃やす 煙一本

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